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世界を虜にする韓国のアート。ミニマルな抽象画に注目した展覧会が東京オペラシティで開催

FASHION HEADLINE / 2017年8月23日 19時0分

朴栖甫 パク・ソボ PARK Seo-Bo 《描法 No.000508》 2000 韓紙、ミクストメディア、キャンバス182.0 x 229.0cm 三重県立美術館蔵

東京・新宿にある東京オペラシティ アートギャラリーでは10月14日から12月24日まで、世界的に注目を集めている韓国の抽象絵画にフォーカスした展覧会「単色のリズム 韓国の抽象」が開催される。

欧米の同時代美術を受容する過程で東洋的な精神性をたたえた韓国固有の表現として確立してきた抽象絵画。特に1970年代に生まれた、極限まで削ぎ落されたミニマルな美しさと繊細さを特徴とした「単色画(ダンセッファ)」は、豊かな発展を見せてきた。

東京オペラシティ アートギャラリーでは、韓国の抽象絵画を寺田コレクションの中核のひとつとして開館当初から収蔵している。同展では、それらのコレクションとともに、全国の美術館や所蔵家の協力を得て総合的に単色画をはじめとした韓国の抽象絵画を一堂に展示する。表現とは何かを考えさせられ、感覚が研ぎ澄まされるような感覚を味わえる機会となるだろう。

【展覧情報】
「単色のリズム 韓国の抽象」
会期:10月14日~12月24日
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
入場料:一般1,200円(1,000円)、高大生800円(600円)、中学生以下無料
※()内は15名以上の団体料金

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