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ハッピーソックス創業者ミカエル・ソーデリン2/2--靴下から広がるハッピープロジェクト【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2013年11月20日 21時0分

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ミカエル・ソーデリン氏

――コレクションの中ではコラボレーションもたくさんなさっていますね。

コラボレーションの醍醐味は、楽しむこと。アーティストとのコラボレーションは、彼らがハッピーソックスから感じ取るイメージを膨らませて、それからハッピーソックスの柄を別のプロダクトに取り入れるというようなこともします。私達はクリエーティブなので、新しいことが大好きなんです。

最初にお話したように、皆に良い気分になって欲しい。例えば、朝起きてカラフルなソックスを履く時、その日の気分で選ぶでしょう?ピンクの気分?赤の気分?それとも青?というように、ソックスを選ぶのは、ちょっとした楽しみになると思うんです。この楽しみは、ソックスだけではなくても得られるもの。つまりコラボレーションしたアイテムで、ということですね。

――コラボレーションで組む相手が、アーティストだったり、伝統的な企業だったりと幅広いですね。

様々な企業からコラボレーションのリクエストが来ます。例えば、日本に来て「この人は国内で活躍中のアーティストだから、連絡を取ってみるといいですよ」と言われれば、まずメールします。そうやってたくさんの人とやり取りをして、会って一緒にランチを取って話したりして、じゃあ何か一緒にやりましょう、ということになる。やり取りを始める時は、仕事につながるかどうか分かりません。よし、やりましょう、という話になって、その辺の紙にデザインのアイデアを描いたりするんです。

デビッド・ラシャペルの場合は、彼の写真やアートがすごく好きで、一緒に何かできたらおもしろそうだなと思ってメールしたんです。あとは待つだけ。特にフォローアップもしません。なぜかというと、ぜひ一緒にプロジェクトをしましょう、というような形で始めてしまうと、コラボレーションが型にはまってしまう。それじゃ、つまらないでしょう。面白いものにするためには話をすること。ビールを飲みながらだと更に楽しくなりますね(笑)。ミュージシャンのマイク・スノウも同じ。彼の音楽が好きだったので、メールを送ってみました。

2ヶ月後くらいに返事が来ることもあるし、全く返事がこない人もいる。興味を持てなかったらこちらが返事を出さないこともあります(笑)。だから、コラボレーションを進めていくのは、とても有機的な作業ですね。

――独自のクリエーティビティーは、ソックスだけでなく別のアイテムでも発揮されていますね。

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