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アンディ・ウォーホル映画の回顧展開催。代表作品13本をオリジナルフォーマット上映

FASHION HEADLINE / 2014年1月24日 20時0分

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アンディ・ウォーホル映画作品『チェルシー・ガールズ』

ポップアーティスト、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の映画回顧展が、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて2月15日から28日まで開催される。

絵画、広告、デザイン、音楽、思想など多くのカルチャーに影響を及ぼしたウォーホルだが、映画も当時の美術・映画表現に衝撃を与えた。今回は、日本では約20年ぶりとなるウォーホルの代表作品13本を、すべてオリジナルフォーマットである16mmフィルムで上映。映写スピードも同時上映時のものを再現する。

プログラムAは、現代美術家のロバート・インディアナ(Robert Indiana)がマッシュルームを食べるところを延々と撮影したサイレント作品『イート(EAT)』と、様々なキスシーンのみを映し出す『キス(KISS)』を上映。

プログラムBは詩人ジョン・ジョルノ(John Giorno)の寝姿を撮影した『スリープ(SLEEP)』と、エンパイアステートビルを20時から夜明けに掛けて映し出した、ウォーホル映画の中で最も伝説的な作品『エンパイア(EMPIRE)』の2本。

プログラムCは、キュレーターのヘンリー・ゲルツァラー(Henry Geldtzahler)がソファでシガレットをくわえる動きをスローモーションで映写する『ヘンリー・ゲルツァラー(HENRY GELDTZAHLER)』、プログラムDはファッションモデルのイーディ・セジウィックをフィーチャーした『ビューティー(BEAUTY)#2』、プログラムEはウォーホル映画で最も商業的成功をおさめた『チェルシー・ガールズ(CHELSEA GIRLS)』を上映。

プログラムFは、ホモセクシュアルなエロティシズムを感じさせる、ウォーホル初期映画の代表作『ブロウ・ジョブ(BLOW JOB)』、前述のイーディが出演するSM的な室内劇『ヴィニル(VINYL)』の2本。

プログラムGは、ウォーホル自身がカメラ撮影を手掛け、日常的なシーンを覗くように記録した『マイ・ハスラー(MY HUSTLER)』、プログラムHはキューバ革命のカストロ家にまつわる噂をもとに歴史の再記述を試み、商業映画への移行を示唆する『フアニータ・カストロの生涯(THE LIFE OF JUANITA CASTRO)』、プログラムIは従業員も客も裸のレストランを描いた『ヌード・レストラン(NUDE RESTAURANT)』、プログラムJはウォーホル初のロケーション映画で最後の監督作品となった『ロンサム・カウボーイ(LONESOME COWBOYS)』を上映する。

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