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伊勢丹、日本の食のテーマパーク開始。わっぱ飯、帆立の浜焼き、ジビエが食べられる

FASHION HEADLINE / 2014年5月29日 18時0分

ヤマキイチ商店の“泳ぐホタテ”。イケスに入った帆立をすくってその場で調理してくれる

「チアアップ!ニッポン 日本の食と暮らし展」が伊勢丹新宿店6階でスタートした。日本全国の多彩な商品を取りそろえ、日本の食と暮らしを紹介する。6月2日18時まで。

宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市の水産加工会社や食品会社4社が手掛ける共同開発ブランド「マデーニ(madeni)」は伊勢丹初出店。これまで別々に商品を開発・販売していた4社がそれぞれの強みを活かして顧客のニーズに合った商品作りに取り組む形で2013年にスタートしたブランドだ。同ブランドが製造した「海老団子とかぶのすり流しスープ」(500円)や「気仙沼完熟牡蠣のポタージュ」(600円)など商品化第1弾となるスープ8種が初めて実店舗で販売される。ブランド名のマデーニは「手間を惜しまず丁寧に」という三陸の方言“までーに”に由来している。

会津若松の割烹「田季野」は、元祖から新作までわっぱ飯10種を提供。会津本店で一番人気の「五種輪箱飯」(1,100円)は、甘みの強いもちもちとした会津産コシヒカリの上に、出汁と柚子で漬け込んだ鮭、きのこ、蟹、玉子、ゼンマイなどの具材を乗せ、それを蒸すことで味を全体に行き渡らせている。馬肉をしぐれ煮のようにした「けっとばし輪箱飯」(700円)、「きのこ輪箱飯」(900円)など会津本店の味をイートインで楽しめる。また、催事限定メニューとして会津産を中心とした野菜に料理長特製味噌ソースを付けて食べる「会津温野菜輪箱飯」(800円)や海老・烏賊などの魚介をふんだんに使った「イタリアン輪箱飯」(800円)、「会津ちまき輪箱飯」(700円)の3種が登場する。

「ヤマキイチ商店」は、会場内にイケスを設置し、イケスから生きた帆立をすくってその場でお刺身や浜焼きにするサービスを提供。イートインでき、持ち帰りも可能だ。ヤマキイチ商店は通常仕入れた帆立を料亭などに卸す事業を主としており、これまで個人客に対しては通販のみだったが、同店地下1階食料品売り場で以前から繋がりのあった釜石サポートプロジェクトとの縁で今回同店初出店に至った。

「小島商店」は、国産の熟成和牛を多数取りそろえる。切り方によって驚くほど味が変わるといわれる肉は機械でカットせず繊維に沿って丁寧に手切りして販売される。小島商店のスペース内で、長野県茅野市蓼科にあるフランス料理店「エスポワール」のオーナーシェフ・藤木徳彦監修のジビエが味わえるコーナーも展開。同氏監修のジビエ缶詰「森の自美恵(ジビエ)」シリーズから「猪のブレゼ」(210g/1,310円)、「鹿肉のラグー」(260g/1100円)、「シュークルート」(479g/1,939円)の3種が販売され、自宅でも気軽に美味しいジビエを楽しむことができる。

担当バイヤーは「会場に来て、その場で作り立ての食事を食べて、出展者と話して、楽しんでもらいたい」とコメント。その思いを形にするべく、また、“日本の作り手と消費者をつなぎ日本を元気にしよう”というコンセプト企画されている本展では、出展者とのコミュニケーションも楽しめるように、会場内のほとんどの出展ブースにイートインスペースが併設されており、購入したものをその場で食べることが可能。会場中央にハンモックやテントなどを用意し、まるでキャンプ場のようなアウトドアな雰囲気を味わうことができる。

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