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キティやマイメロがデータエラーで変身!伊勢丹で新ファッション提案

FASHION HEADLINE / 2014年6月18日 10時30分

グリッチされた「ハローキティ」

“機械やデータの破壊そのもの”や“破壊されているがエラーでの再生が可能な状態”を表す言葉“グリッチ(Glitch)”。伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区では、このグリッチを表現技法として捉え、ファッションの可能性を提案するイベント「Glitch @ TOKYO解放区」を7月1日まで開催する。

同店では近年、ファッションにおける表現技法としてメディアに取り上げられている「グリッチ」に注目。グリッチ技法は、デジタルデータや再生機の破損などによって、データ再生の裏側にある複雑なコンピュテーションの一部を意図的に可視化することに特徴がある。会場では、その第1人者でアーティストのヌケメ(Nukeme)を始め、プログラムアーティストのユーシーエヌブイ(Ucnv)など、国内外のアーティストによるグリッチアイテムを紹介する。

この他、同会場ではグリッチされたアイテムの受注販売会も行う。販売会ではパソコンが会場に用意され、アイテム(Tシャツ、トートバッグ、巾着バッグ)にプリントされるプロセスをその場で見ることができ、自分オリジナルのアイテムを購入できる。

また同店は会期中、サンリオとコラボレーションし、同社のキャラクターをグリッチさせた伊勢丹限定アイテムも販売する。会場ではキャラクターやそのロゴをくすませたり、カラーを変化させたりなど、普段見ることのできない意図的に“データをアレンジしたキャラクター”を提案する。今回、同店とコラボするキャラクターは「ハローキティ(Hello Kitty)」「マイメロディ(My Melody)」「リトルツインスターズ(Little Twin Stars)」「けろけろけろっぴ(KEROKEROKEROPPI)」「パティ&ジミー(PATTY&JIMMY)」。

商品担当者は「テクニカルな技術が発展するに伴い、その表現方法も進化している。グリッチもその一つで、それを具現化しているアーティストを多くの人に知って欲しい。ヌケメさんがグリッチ作品を製作するに至った経緯は、意図的でなく偶発的に機械が壊れたことから始まり、意外にもファッションの可能性が感じられたからとのこと。このイベントを通じて、新しいファッションの形を発信していきたい」と語る。

ヌケメは1986年生まれ、2008年より“ヌケメ”名義でブランド活動を開始。コンピューター刺繍ミシン用の針の作動データをグリッチさせる「グリッチ刺繍」が第16回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選出された。

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