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コスチュームナショナル、世界にたった1台のアストンマーチン披露

FASHION HEADLINE / 2014年7月26日 23時0分

「コスチューム ナショナル」のデザイナー エンニョ・カパサ氏

「コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)」は7月24日、東京・南青山のCoSTUME NATIONAL Aoyama Complexでアストンマーチンの100周年を記念した世界に1台の特別車「アストンマーチン DBS クーペ ザガート センテニアル(Aston Martin DBS Coupe ZAGATO Centennial)」の日本上陸記念レセプションを行った。

同車は、コスチューム ナショナルのデザイナーであるエンニョ・カパサが、地中海をイメージしてカラーリングや素材選定、内装デザインを手掛けたもの。

イタリアの名門カロッツェリアであるザガート社とコスチューム ナショナルのコラボレーションによる今回の特別車は同ブランドの本質であるミニマリズムを表現しながら、フレッシュなイメージを作り出すことを強く意識したデザインが特徴。最高級の素材や美しいブルーの内装や外装に対して、あえてラフな質感の生アルミパネルなどを組み合わせている。

また会場では、カパサの生まれ故郷である地中海に保有する自身の別荘でこの特別車と共に1週間のリゾートを過ごすことをイメージしたリゾートウエアのカプセルコレクションも展示された。

同コレクションは、海辺でゆったりと過ごすためのワンマイルウエアや別荘の近くを特別車でドライブするためのドライビングウエア、友人を招いてディナーを行う時に着るシックなセットアップなどを提案。色は特別車と同様に地中海のディープブルーをアクセントカラーに使い、コスチューム ナショナルらしいミニマルでエッジの効いたスタイルでありながら、ジャージ素材を中心にすることで着心地の良いデザインになっている。取り扱いは、伊勢丹新宿店メンズ館やコスチューム ナショナル各店舗など。

カパサ氏は「特別車で1番こだわったのはフューチャリスティックな部分と昔の心地よさの融合。70年代のテーストをベースに、未来と過去を合体させた車を表現した。色はブルーを使うことで軽さを強調している。ポイントは3D。服は人が動くことで形を変えていくが車の形は変わらない。でも、デザインに対するアプローチやクリエーションという意味では変わりは無い。車を手がけたことが逆にコレクションの色やラインに影響することもある」と説明。リゾートウエアのカプセルコレクションについては「エンジョイ、リラックス、快適さを追求したデイリーウエアを作った。だから、素材もニットを中心にした」と話した。

更に会場では、アストンマーチンの特別モデル「V8 ヴァンテージ N430」と、今年で誕生10周年の「DB9」の特別仕様「DB9 カーボンブラック / ホワイト」の日本発売も発表された。

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