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渋谷再開発の概要公開。クリエーティブ・IT産業と共に緑あふれる高感度な街へ

FASHION HEADLINE / 2014年8月2日 19時0分

未来の渋谷駅周辺を1/250スケールにした模型

東京急行電鉄と東急不動産は再開発を進めている新しい渋谷のランドマークとなる渋谷駅街区東棟の起工式が行われた7月31日、都内で会見し、渋谷駅街区東棟と渋谷駅周辺再開発全体の概要を発表した。

会見ではCGを使った完成予想図映像を初公開するとともに、未来の渋谷駅周辺を1/250スケールにした模型と渋谷駅半径500メートルm圏内の1/500スケールの模型も展示した。

2012年にオープンした渋谷ヒカリエを始め、昨年は東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始するなど大規模な再開発を進めている渋谷。同日着工した渋谷駅街区東棟を中心に、渋谷駅の後を利用した渋谷駅南街区、道玄坂1丁目駅前地区、渋谷駅桜丘口地区を合わせた四つの開発が行われ、大規模な四つのビルが建設されることになる。

2020年に完成する渋谷駅街区東棟は地上46階、高さ約230メートル、延床面積17万4,000平方メートル。渋谷の新しいランドマークらしく、渋谷ヒカリエより約50メートル高く、六本木ヒルズとほぼ同じ高さ。完成時には都内で最も高い駅ビルとなる。

また、日本を代表するIT・クリエーティブコンテンツ系企業とともに、ベンチャー企業がワークスペースとするシェアオフィスやコワーキングスペースが集積し、多くのコラボレーションも行われる一方、オフィス不足により成長企業が渋谷外に流出する中で、渋谷エリアの産業やビットバレー2.0のシンボルとして賃貸面積約7万メートルのハイグレードオフィスや交流施設が備えられる。中低層部には店舗面積約3万平方メートルの大規模商業施設も作られる。

2018年に完成する渋谷駅南街区は地上34階、高さ約180メートル、延床面積11万3400平方メートル。渋谷ヒカリエとほぼ同じスケールになる。オフィス、商業施設のほか、約200室のホテルが入る予定。また、ビルの開発にあわせて渋谷川の再生と広場の整備も行われ、約600メートルの緑の遊歩道も整備する。

東急プラザの建て替えを中心にした道玄坂1丁目駅前地区は地上17階、地下5階、高さ約120メートル、延床面積5万9000平方メートル。完成は2018年を予定している。渋谷の新しい玄関口として1階の一部に空港リムジンバスの発着場を含むバスターミナルを導入する。

渋谷駅桜丘口地区は延床面積24万1,400平方メートル。A、B、Cの3エリアから構成され、オフィス、店舗の他住宅や生活支援施設などが入る。開業は2020年頃となる予定。渋谷駅周辺に不足している住宅を整備することが特徴。外国人向けの医療施設や子育て支援施設なども整備することで国際化にも対応する。

会見で東京急行電鉄の栗原浩史社長室広報部統括副部長は「計画全体の完成は2027年だが、東京オリンピックの開催される2020年までに極力開発を進め、できるだけオープンしたい」と語った。大友教央渋谷開発事業部事業計画部課長は「働く街や緑と水を感じる街、国籍や年齢を超えて感性の高い人が集まり、楽しめる街を実現したい」と話した。

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