玉ねぎで61色に染めたバッグ誕生。新宿伊勢丹にポップアップショップ

FASHION HEADLINE / 2014年9月4日 7時30分

「オニベジバッグ」を販売する「オニベジ ポップアップマーケット」がオープン

テキスタイルメーカー「小松精練」が、国産玉ねぎ外革の色素(ケルセチン)で染めた合繊素材「オニベジ」を使用した「オニベジバッグ」の販売を開始した。価格は1万2,000円。

同商品は、肩から掛けられる革製の持ち手が付いたトートバッグで、高さは34cm、幅は最大46cm。A4サイズの書類が収納できる大きさだ。特徴は天然色素由来の柔らかな発色。ケルセチンの色味が強く表れたものを始め、クチナシやザクロの皮などとの組み合わせによって生み出されたやさしい色合いのものまで、カラーバリエーションは実に61色にものぼる。小松精練によると、商品開発当時の今年6月には24色だったが、この数ヶ月で新たに37の色が生まれたという。

生地には、小松精練のオリジナル素材であるスタンディングファブリック「コンブ・エヌ(KONBU-N)」が使用されている。この素材は、自立するほどの硬さでありながら、超軽量で手入れも簡単。自宅で洗剤を使って手洗いすることができるのもうれしい。洗剤は色落ちしないものを選ぶことが必要だというが、その点に気を付けて丁寧に手入れすれば、長く愛用することができそうだ。

同社によると「オニベジバッグ」は、小松精練で研究職に従事する1人の社員の発見がきっかけで誕生に至ったという。その発見とは、社内の食堂で働く女性が着用している長靴が、玉ねぎで染まっていることに気付いたこと。「玉ねぎってこんなきれいな色が出るんだ!」と、すぐさま玉ねぎの染色力を活かして製品を美しく染め上げるための試行錯誤を始め、ほどなくして安定的に着色できる技術を確立した。

商品は、9月3日から9日まで、伊勢丹新宿店本館2階のポップアップストアで販売されている。販売に携わる小松精練の水落昭人氏は、「うちは素材メーカーなので、人に感動を与えるオリジナル素材を使った商品をたくさんの人に見てもらえるのは一番うれしいこと。来店して商品を実際に手に取り、軽さや手触りの良さを確かめてほしい」と話す。

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