【京都特集】パン探訪記2--「たま木亭」は主役級パン達が客へのアピール合戦を繰り広げる
FASHION HEADLINE / 2014年9月4日 11時45分
華のある人はそこにいるだけで場の空気を変えるものだが、華のあるパンもこれにしかりである。
黄檗にある、たま木亭(京都府宇治市五ケ庄新開14-91)のパンがまさにそれ。
入店してびっくり仰天。いかにも町のパン屋風なほのぼのした看板とは裏腹に、この店のパンは一つひとつがすごい存在感で視角や嗅覚を刺激してくるのだ。とりどりの具材でおめかししたパンたちは、全身から風味豊かなバターの香りを放ち、「私が一番おいしいわよ」とアピールしてくる。
パン達のその自信は、オーナーが、パンの世界大会「クープ・ド・モンド」受賞の快挙を遂げていることとも関係しているのだろう。「硬焼きバター」(バターが入った濃厚フランスパン/180円)も「ほうじ茶パン」(130円)も、みーんな主役級の迫力だ。ラッピングされた「カスクルート」達でさえ(フランス風サンドイッチ/260円から)、ラップの向こうから全力で天然酵母の香りを発し、客の鼻先をくすぐってくる。
そんな華々しいパンたちの中にあって、プリンシパルとでも呼ぶべき神々しいまでの輝きをまとっているのは、人気商品の「クニャーネ」(160円)だ。クーニャマン生地のコロネに、注文後自家製カスタードクリームと生クリームをたっぷり使ったクリームを注入してくれる、甘党にはたまらない一品である。
ちなみに、「クーニヤマン」とはブルターニュの伝統的洋菓子の一種で、一般的にはクイニーアマンと表記することが多いが、今回はたま木亭のポップに倣うことにする。
さて、濃厚クリームをみちみちに注入してもらい、家に連れ帰った後は、合わせる飲み物やカトラリー選びにも納得いくまで時間を掛けよう。なんせ主役をはれちゃうパン様をいただくのだもの。こちらも気合十分でおなかに迎えなければ失礼に当たるというものである。
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