カルティエ貴重なアーカイブ32点と共に新宿伊勢丹で新作ジュエリー披露

FASHION HEADLINE / 2014年12月4日 15時47分

1914年にオーダーされたティアラ

「カルティエ(Cartier)」は新作「アミュレット ドゥ カルティエ」コレクションと共に、32点の貴重なアーカイブコレクションジュエリーを伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージで披露している。9日まで。

1983年に創設されたカルティエ コレクションとは、メゾンの歴史とその創作スタイルの変遷をたどることを目的にメゾンの過去の創作物の中から宝飾芸術として価値の高い作品をオークションなどでカルティエが再収集したもの。現在、約1,500ピースを所有し、パリのグランパレ、ニューヨークのメトロポリタン美術館などでも企画展示されたこともあるコレクションだ。

同期間「ブラック&ホワイト」「ラッキーチャーム」「ゴールドと幾何模様」「球体・ディスクモチーフ」の4つのカテゴリーでセレクトしたアーカイブ作品を展示。中でも注目なのは、1914年に創作されたティアラ。このティアラは黒く加工したスチールが土台で、その上にプラチナ、ダイヤモンド、ルビーで装飾を施した華麗なデザイン。100年の時を越えても色褪せない斬新なデザインで、宝石の輝きを黒の土台が引立てている。

3代目であるルイ・カルティエは、初めてジュエリーにプラチナを採用するなど、斬新な技法を取り入れて新たな表現方法を模索し続けた人物。これらのアーカイブ作品にはアールデコ様式が最盛を極めた時期のエッセンスを取り入れながらも、現代においてもなおモダンな佇まいであるのは、その確かな技術と審美眼によるものだろう。

これらのアーカイブコレクションをインスピレーションの源に作られたのが今年4月にデビューした新作コレクション「アミュレット ドゥ カルティエ」。オニキス、マザーオブパール、ダイヤモンドなどで彩ったパドロックから着想を得たシリーズだ。小石のような丸みを持ったシルエットでネックレスを中心にブレスレットも展開する。中にはアーカイブ展示中のティアラを連想させるダイヤモンド、ホワイトゴールド、オニキスに赤いルビーがアクセントになったデザインのネックレスもある。

ファサードはパリ本店をイメージし、外側には街灯が飾られ、壁面には同店同様、13番地を意味する“13”の文字がデザインされている。柱には各国王室御用達の証となるロイヤルワラントの紋章も飾られており、165年あまりの歴史ある同メゾンの世界観を堪能できる企画だ。

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