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幻のシャンパーニュ「サロン」。新年1杯目に勧めたい“奇跡の味”

FASHION HEADLINE / 2014年12月20日 22時0分

サロン社のシャンパーニュ。

「シュヴァリエ」に聞く、思い出のシャンパーニュとマリアージュ。ワインにも造詣が深い、食空間プロデューサーの山本侑貴子さんの思い出の味は、奇跡の味といわれ、JALファーストクラスでも提供されているサロン社のシャンパーニュだそう。山本さんがその魅力を思い出と共に語ります。


「これまでいろいろなタイプのシャンパンを飲んできましたが、その中で特に印象的なのが『サロン』。シャルドネの聖地で知られるコート・ド・ブランの中でもグラン・クリュ(特級畑)で育ったぶどうのみを使い、ぶどうの出来の良い年にだけ造られるという独特の哲学を貫くシャンパンです。その潔さに惹かれるだけでなく、味わいは繊細でエレガント。何ともいえない透明感と『サロン』にしか出せない高貴さを持ちあわせています。

あれは2008年の初夏。シャンパーニュメゾンを7・8ヶ所見学してまわったときのこと。『サロン』の畑は決して広くもなく、生産量も少ない畑でしたが、天使や妖精の存在を感じさせるスピリチュアルな経験をしました。特別な何かを感じさせる、それこそがテロワールであり、格別な味わいを生む理由なのだと思いました。

価格的に非常に高価なシャンパンなので、『この時だけは』という特別な記念日、元日やお祝いごとなどにおすすめしたいですね。あまり冷やし過ぎるとせっかく味わいが閉じていて、本来の華やかさが感じらせません。しっかり冷やしたところから抜栓して、徐々に温度を上げながら楽しむといいでしょう。ロマンチックさには欠けますが、シャンパンストッパーを使うと、時間が経ってもいきいきとした泡が楽しめます。料理は前菜からデザートまで『サロン』1本で通すことも出来ますし、出汁が効いた和食、あるいはグレープフルーツやライムが香る牡蠣のジュレとも相性がいいですね」


【シュヴァリエ プロフィール】
山本侑貴子/Yukiko Yamamoto
食空間プロデューサー。「dining&style」代表。ワイン、シャンパーニュに造詣が深く、ワインエキスパートの資格を持つ。近著に「初めてのおもてなしレッスン」(講談社)がある。

■シュヴァリエとは
1656年に、ルイ14世の宮廷のグルメとして知られる貴族たちによって設立された、歴史的にも由緒ある団体「シャンパーニュの騎士団」が認める称号。「シャンパーニュの騎士団」は1956年再興され、シャンパーニュ愛好家である世界各国の政財界の名士、芸術家、ジャーナリストをはじめ業界人、一般の美食家など、5,000人を毎年、シュヴァリエ(騎士)に叙任している。日本でも叙任式が行われており、最近では秋元康や北野武など著名人が叙任されていることで注目が集まっている。

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