人間は、微生物と共に生きてゆく。鎌倉発の発酵ドキュメンタリー「発酵する民」が劇場公開
FASHION HEADLINE / 2021年7月19日 15時0分
新型コロナウイルスの収束の見通しがつかない中、3.11からの鎌倉の人々の変化や音楽カルチャーを描きながら、微生物と人の共生を見つめ直すドキュメンタリー映画『発酵する民』が、7月10日より渋谷の映画館「ユーロスペース」で劇場公開している。
ドキュメンタリー映画 『発酵する民』は、東日本大震災・原発事故後、鎌倉で「脱原発パレード」を行った女性たちが結成した「イマジン盆踊り部」に7年間密着。「3.11後の暮らし」から生まれてくる女性たちの唄や踊りを描きながら、微生物たちの「発酵」にも着目し、発酵が大きくかかわるパン屋や酒蔵の取材を通して、人と微生物の関係などを見つめ直してゆく、古都・鎌倉発の発酵ドキュメンタリーとなっている。
■「発酵する民」あらすじ
海と山に囲まれた古都・鎌倉。2011年、このまちを「脱原発パレード」で歩いた女性たちが「イマジン盆踊り部」を結成した。彼女たちは、日々の生活の中で浮かび上がってくる思いを唄にして踊り始める。
お酒や味噌、パンづくりの思想から生まれた「発酵盆唄」。海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」。やがて、風変わりな唄と踊りが、人びとをつなげてゆく。
この映画は、鎌倉や葉山のユーモア溢れる抵抗者たちと、盆踊りの渦、女性たちの笑い声を描きながら、人間以外の存在にも耳をすます。太陽系を縮小した円形の暦「地球暦」のマクロな視点や、「発酵」のミクロな視点が交差する。混沌と優しさの中で、何が見つかるだろうか。
東日本大震災・原発事故から10年。あの時に生まれたものは、今も確かに続いている。コロナ禍の今を照らす、発酵ドキュメンタリー!
ドキュメンタリー映画『発酵する民』(2020年/92分/カラー/DCP)
監督: 平野隆章
出演: 瀬能笛里子、大嶋櫻子、山口愛、川崎直美、やまもとゆうすけ、高橋彩、杉山開知(地球暦 考案者)、勝見淳平(パラダイスアレイ)、寺田優(寺田本家)
音楽: イマジン盆踊り部、pass into silence
題字: 瀬能笛里子
版画: RYOCK
ポスターデザイン: 平野絵理
協力: 土屋豊、OurPlanetTV、平野由里子
配給: 福々映像
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