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創業 230 周年の「ジラール・ぺルゴ」からピンクゴールド製の3つのネオ ブリッジを配した新作が登場

FASHION HEADLINE / 2021年9月11日 19時0分


ジラール・ペルゴは「スリー・ブリッジ トゥールビヨン」を発表し、ここに一つの象徴的な時計が誕生しました。従来は目立たぬように組み込まれる機能部品だったブリッジが前面に出て、美的な要素となったのです。この決断により、ジラール・ ペルゴは見えないものを見えるようにするマニュファクチュールとして知られるようになりました。このアプローチは、ジラール・ペルゴのその後の複数のモデルで採用されました。新しいスリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンによって、ジラール・ペルゴはこのデザイン哲学を、若干の魅力的なひねりを加えながら永遠のものとしています。

今年は、ジラール・ペルゴの創業 230 周年にあたります。これを記念し、マニュファクチュールはブランドを象徴するモデルに新しい解釈を加え、現代性に溢れた多くの新作を発表する予定です。スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンには、ピンクゴールド製の3つのネオ ブリッジが備わります。ネオ ブリッジが 3つともこの素材になるのは、今回が初めてです。

3つのブリッジは、輪列、香箱、トゥールビヨンを支えているだけでなく、地板の役割も果たしています。その結果、ブリッジは空中に浮かんでいるように見え、まるで重力の影響を受けていないかのようです。こうした独特 な構造とするためには、インデックスをフランジに取り付け、さらにフランジをケースに取り付ける必要がありました。

ピンクゴールド製ブリッジの上面と下面には、ブラックPVDコーティングが施されています。これは、誇示するような派手さとは対極にあります。各ブリッジの細い側面だけがピンクゴールドのままとなり、この素材が使われていることが理解できるようになっています。実際、このブリッジには「きわめて控えめなラグジュアリー」という表現が当てはまり、知る人ぞ知る貴重性となっています。各ブリッジは、小さな柘植材の工具を使って、手作業で入念に面取りが施されます。これは何百年も採用されてきた技法で、完璧な仕上がりにするには、熟練の職人でも丸1日がかりとなります。現代的に見えるスリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンですが、それでも高級時計にふさわしく、伝統的な技法が数多く駆使されています。

ジラール・ペルゴのCEO 、パトリック・プルニエはこう述べます。「私たちがつくりたいと考えたのは、過去への架け橋となりながら、同時に未来へのビジョンを示すような時計でした。職人や時計師の技能を駆使しながら、伝統的な技法と革新技術を組み合わせたような時計です。スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンは立体的な構造をしており、通常は奥に隠れている多くの部品を眺めることができます。当初から、ジラール・ペルゴは見 えないものを見えるようにしてきました。今後 230年間も、この路線で行けたらよいと思っています。しかし、私たちのチームは少しひねりを加え、ブリッジをゴールド製としながらも、側面以外はブラックPVDで覆うことにしました。これこそラグジュアリーの名にふさわしい贅沢の代名詞ともいえる特徴は、普通なら見過ごしてしまうでしょう。」

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