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ルイ・ヴィトンがミラノサローネで「オブジェ・ノマド コレクション」の新作展示を含む様々なプロジェクトを展開

FASHION HEADLINE / 2022年6月11日 19時0分

6月7日から12日までミラノ市内にて開催中の「ミラノサローネ国際家具見本市2022」。ルイ・ヴィトンも、インテリアコレクションである「オブジェ・ノマド コレクション」の新作展示を含む様々なプロジェクトを展開しています。


誕生10周年を迎えた「オブジェ・ノマド」を展示するのは、ミラノのランドマークの1つである「ガラージュ・トラヴェルシ」。ウィンドウにはカンパーナ兄弟の「コクーン」やアトリエ・オイのチェア「ドールズ」、バーバー&オズガビーの「ベル・ランプ」が展示されています。


会場入口には、トロピカルフラワーを想わせるデザインが座る人を優しく包み込むカンパーナ兄弟の「ブルボ」が登場。「ベル・ランプ」の様々なバージョン違いも登場し、来場者を場内へと誘います。


会場内は、ネイビーやパープルを基調とした空間に、色とりどりの「オブジェ・ノマド コレクション」が勢揃い。こちらのエリアには、カンパーナ兄弟が手がけ、ブラジルの結婚式や子供たちのパーティで出されるお菓子の名前を冠したソファ「ボンボカ」の新バージョンの他、昨年発表されたカンパーナ兄弟によるプーフ「メレンゲ」や、ザネラート/ボルトットが手掛けた「ランタン」、フランク・チョウがデザインを手掛け、中国・雲南省の棚田の重なりと、アリゾナ州アンテロープ・キャニオンの自然が造り出したフォルムからインスピレーションを得たアームチェア&ソファ「シグネチャー」などがそろいます。


こちらのエリアの真ん中に位置するのは、アトリエ・オイが手がけた新作「ベルト・ラウンジチェア」と「ベルト・サイドスツール」。帯状の上質なルイ・ヴィトンのレザーとメタルフレームを組み合わせた定番の「ベルト・チェア」にインスパイアされた本作は、フレーム部分に木材をあしらいリラックス感あふれるムードに。奥には、サイズの異なる9個のアボカド型ピースで構成され、16個の磨き上げられた真鍮製留め具でひとまとめにされたカンパーナ兄弟による「アグアカテ」が存在感を放ちます。


ミラノサローネ期間中、ルイ・ヴィトンが毎回行っているノマディックな建築物の展示――今年は、1972年に建築家のミシェル・ユドリジエとM.ローマがスタジオ・ロシェルの依頼で設計した「ノヴァ・ハウス」を展示しています。2つのベッドルーム、リビング、キッチン、バスルームを含む45平方メートル の「ノヴァ・ハウス」は、スチールフレームを特製のアルミ合金薄板180枚で覆った卵型の驚くべき居住空間です。

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