目黒区美術館「日本パステル畫(が)事始め -武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に-」開催
FASHION HEADLINE / 2017年9月28日 11時0分
目黒区美術館開館30周年記念「日本パステル畫事始め―武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に」が、10月14日から11月26日に開催される。
本展では、そんな明治期に伝えられた画材のひとつ“知られざる画材、パステル”に魅せられて多くの作品を残した二人の近代日本の画家、矢崎千代二と武内鶴之助を中心に紹介する。
豊かで繊細な色彩を緻密な作品のなかに活かしきった武内、世界各地のいきいきとした情景を、速写を武器に描いた矢崎、パステルへの取り組みは異なるが、二人がそれぞれ研究や探求を重ねて生み出した多彩な表現はパステルという画材の幅広さと奥深さを如実に示している。そして、二人の個性的な試みの数々と彼らが関わったパステルの普及活動や、特に矢崎が深くかかわったパステル国産化への道程は近代の日本人が海外から移入された素材や方法論を独自のものとしていった興味深い例でもある。
ほぼ同時代を生きた二人の画家は、これまでも美術館等での紹介があり(目黒区美術館が1993年に開催した武内鶴之助の回顧展『パステルのモノローグ』もそのひとつ)、コレクターはじめ愛好する人々も決して少なくはない。しかし、明治以来の性急ともいえる「日本近代洋画」の歩みのなかで、彼らとその作品の魅力が広く知られることなく今日に至っているのはパステルという画材そのものの我が国における歴史ともどこか重なる。本展を通じてステルという知られざる画材について、そしてともに同時代の人々に愛された二人の画家の画業に改めて注目したい。
武内鶴之助 《風景》 1908~12 パステル・紙 目黒区美術館蔵
「日本パステル畫(が)事始め -武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に」
会期:2017年10月14日~11月26日
会場:目黒区美術館(東京都目黒区目黒2-4-36)
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
料金:一般1000(800)円、大高生・65歳以上800(600)円、中小生以下無料
※障がいのある方は半額・その付添者1 名は無料、()内は20名以上の団体料金
目黒区美術館では開館30周年を記念して区民割引を実施している。目黒区内在住、在勤、在学の証明書を受付で提示すると団体料金扱いとなる(他の割引との併用不可)。
休館日:月曜日
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