1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ビューティー

ウードと中東原産の花々が織りなすオリエンタルな香り。ルイ・ヴィトンから新作フレグランス「フルール・ドュ・デゼール」登場

FASHION HEADLINE / 2022年6月30日 11時0分

ルイ・ヴィトンは中東の香水文化へのオマージュを捧げるコレクションから新作「Fleur du Désert (フルール·ドュ·デゼール)」を6月30日に発売します。

©LOUIS VUITTON
2018年より中東の香りの文化を探究してきた「LES PARFUMS LOUIS VUITTON(レ・パルファン ルイ・ヴィトン)」は、このたび新境地を切り拓きます。「Ombre Nomade(オンブレ・ノマド)」、「Les Sables Roses(レ・サーブル・ローズ)」「Nuit de Feu(ニュイ・ドゥ・フ)」 、「Pur Oud(ピュール・ウード)*」に続き、メゾンのインハウス・マスター・パフューマージャック・キャヴァリエ・ベルトリュードは、数世紀にわたり世界においてパフュームの象徴とされてきた3つの中東原産の花々――極東から地中海にかけて美の象徴であるジャスミン、中東で古代から用いられてきたオレンジ・ブロッサム、そして、ダマスカス原産の最も著名な品種の1つであるローズ――にオマージュを捧げました。ジャックは、このコレクションの5つ目の香りを創作するにあたり、これらの自然の驚異を、ありのままの形で体現したいと考えました。「花々のネクター」と呼ばれるこれらの花々は、豊かで洗練されたオリエンタルな香りの中心に花を咲かせます。それはまさに、パフュームの粋を超えた1つのシグネチャーとなるでしょう。
*日本未発売


砂漠の素晴らしさ

砂漠では、すべての存在感が高まります。この極限状態にある舞台は、太古の昔から人々を魅了し、数々の物語が生まれるきっかけとなってきました。その広大な姿は、私たちをさらなる夢へと誘います。砂漠は、その過酷な環境にも関わらず、目を見張る驚異と忘れがたい感動を秘めています。

砂が広がる世界では、わずかな色であっても旅人の目を捉え、その足を止めさせます。花冠のような花びら、広大な鉱物の大海原に思いがけず存在する植物──儚さと強さを併せ持つこの花は、自然の猛威に勇敢に立ち向かうことで、より一層壮麗な美を体現します。あらゆる困難にも負けず、不可能を可能にして芽吹く命── まさにそれは、現実と幻想の境界に起こる奇跡です。


花々のネクター

ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードは中東を幾度も訪れる中で、印象的なコントラストを記憶に留めています。 海を囲む不毛の砂丘。灼熱の昼の後に訪れる凍てつく夜。砂漠の中央にそびえ立つ壮麗な宮殿、蜃気楼のように砂の単調さを打ち破る宝物のような建築。「Fleur du Désert 」──砂漠に咲く花を意味するこのパフュームを調香するために、彼はジェッダからほど近いサウジアラビアの砂漠で、朝の散歩中に出逢った緑豊かなオアシスの「絶対的な美」に身を委ねました。不毛な大地に抗う命の力──「極めて楽観的なシンボル」 に心動かされたジャックは、そのイメージをコントラストに満ちたカラフルなシグネチャーつまりオリエンタルな香跡の深みによって高められた、新鮮なフラワーブーケの繊細さと捉えました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください