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ギンザ シックスの吹き抜けアートが草間彌生から仏アーティストのダニエル・ビュレンへ

FASHION HEADLINE / 2018年2月20日 18時0分

銀座エリア最大の商業施設、ギンザ シックス(GINZA SIX)が開業1周年を記念し、4月2日から5月6日までの期間、「GINZA SIX 1周年プロモーション」を展開。

≪ Like a flock of starlings work in situ ≫ Daniel Buren 2018 ※イメージ
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1226

ギンザ シックス建物中央の象徴的な大きな吹き抜け空間では、50年以上にわたり世界を舞台に活躍するフランス人アーティスト、ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)が、銀座の新たな顔となる新作インスタレーションを担当。彼のトレードマークである、8.7センチの赤と青のストライプ模様の旗、計1,500枚がアトリウムを彩る。なお、開業時より同館を象徴するアート作品として親しまれてきた、前衛芸術家の草間彌生によるオープニングインスタレーション「南瓜」は、3月21日まで展示期間が延長される。

また、彼の作品は銀座の街へも飛び出し、全長約1,100メートルの目抜き通りである中央通りをアートジャック。ギンザ シックス中央吹き抜けのインスタレーションと連動した90枚のフラッグが、4月2日から5月6日まで街を彩る。

《半円から円へ:色彩の旅》 展示風景、ボコタ近代美術館、ボコタ、コロンビア、2017年
© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1226

ダニエル・ビュレンは、フランス生まれの美術家。1965年から自身の論理に基づいた8.7センチ幅のストライプ模様の作品を数多く制作。その作品は絵画、彫刻、壁面、建物など幅広いメディアに展開され、いままでに数千点以上の作品を制作してきた。1986年にはフランス代表としてベネチア・ビエンナーレに参加し「金獅子賞」を受賞。また、2007年高松宮殿下記念世界文化賞受賞(絵画部門)。近年では、2016年にフランク・ゲーリー設計のフォンダシオン ルイ・ヴィトンの美術館建築をジャックし、話題となった。日本でも横浜トリエンナーレ2005、茨城県北芸術祭(2016年)など数多くの芸術祭や恒久設置を行っている。

「GINZA SIX親子能体験教室」※イメージ
「GINZA SIX 薪能特別公演」と題し、能楽最大流派である観世流の能の世界を堪能できる場として、初の試みとなる薪能特別公演を屋上のGINZA SIXガーデンにて開催。5月4日の公演では、観世清和(二十六世観世宗家)が出演する。同日には日本の伝統芸能である能を身近に感じることのできる「GINZA SIX 親子能体験教室」も開催。能面などに実際に触れ、親子で謡や舞いの稽古が受けられる参加型のワークショップ。

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