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シャネル・ネクサス・ホールで立木義浩の写真展、モノクロで表現する光と影の幻想的な世界

FASHION HEADLINE / 2018年8月18日 13時0分

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)で9月1日から29日まで、立木義浩の写真展「Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)」が開催される。

© YOSHIHIRO TATSUKI / ©︎ CHANEL
日本を代表する写真家の1人として知られる立木義浩は、1937年徳島県生まれ。1958年に写真家として活動を開始して以来、ファッション、ポートレート、広告などの分野で活躍する傍ら、ライフワークとして写真作品を発表してきた。立木が写真作家として注目されたきっかけは、1965年に雑誌「カメラ毎日」誌上で56ページにわたって掲載されたデビュー作の『舌出し天使』。1人の女性を主人公に自在なカメラワークで都市のファンタジーを表現したこの作品は、同時代の写真家たちに大きな影響を与え、今なお語り継がれている。

その後も、女優の加賀まりこをヒロインに「ヌーベルバーグ」を連想させる世界を表現した『私生活』(1971)、アメリカを旅しながら変わりゆく大国の素顔を捉えた『マイ・アメリカ』(1980)、家族の絆が感じられる“瞬間”を収めた『家族の肖像』(1990)、スナップショットの手法で日常のドラマをあぶり出した『風の写心気』(2006)などを出版。今秋には、デビュー作に未収録カットを加えた『舌出し天使』が新たに出版される。



本展では、日常の中でふと眼にした光景を捉えたスナップショットを軸に、4人の女性とのフォトセッションを交えた最新作『Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)』を初公開。立木がデビュー以来、一貫して取り組んできたモノクロ写真は、私たちの眼に映る世界を黒と白に変換することで、普段は意識していない光と影を強く意識させる。光によってつくり出される黒と白の世界に生々しいリアリティーを見出し、現実の切れ目から不意に現れる幻想的な世界を逃さず撮影した作品群には、言葉にはない強いインパクトと表現力がある。


【展覧会情報】
「Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)」立木義浩写真展
会期:9月1日~29日
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
時間:12:00~19:30 ※14日は17:00まで
入場無料、会期中無休

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