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ルイ・ヴィトン、“東京”に着想を得たヴァージル・アブローによる初の2019秋冬プレコレクション発売

FASHION HEADLINE / 2019年4月12日 11時30分

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)2019秋冬プレコレクション

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、メンズ アーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける初の2019秋冬プレコレクションを発表。5月1日の全国発売に先駆け、4月26日よりルイ・ヴィトン 新宿店ならびに阪急メンズ店にて先行発売する。

Photographer:Nick Sethi
ヴァージル・アブローにとって、ルイ・ヴィトンでは初のプレコレクションとなる今回。過去と現在、未来が交差する文化のるつぼ「東京」が全体のモチーフとなり、日本の公共サービスに見られるユニフォームやアウトドアライフ、スポーツといった日常の光景がワードローブステイプルズやカラーのインスピレーション源となっている。またグラフィックには日本へのオマージュが込められている。

マルチエンブレムのウィンドブレーカーやシャツ、Tシャツはラジコンボートレースで着用されるジャケットにインスパイアされたもの。トレンチコートやパーカは、ネイビーの日本製ウォータープルーフファブリックやブラックレザーで仕立てられ、ブライトブルーの軽量フーデッドレザーパーカと共に、ウォータースポーツのドレスコードを取入れている。

カレッジウエアを連想させるボンバージャケットは、パープルチェックやトープのフォックスファーで解釈され、ブラックレザーのアビエータージャケットは、ホワイトのシアリングやパイソンのテープが際立つ。フリースジャケットを本コレクション風に解釈したブルゾンには、オフホワイトのフェルテッドシアリングにレッドのベロアポケットがあしらわれている。

Photographer:Nick Sethi
少年時代をテーマの1つに据えたヴァージル・アブローは、アウターウエアやテーラリング、ネイビーやオレンジのハーネスを立体的に表現したアイテムを新たに登場させ、人生の最初のステージで少年の身を包み込むようなウエアというアイディアを反映させている。テーラリングには、すでにシグネチャーとして確立されたクリースとミッドレイヤリングのコンセプトから成る、ブレザーとトラウザーズ、ハーネスが新解釈のスリーピーススーツとして展開。トラウザーズは、アンクル部分のスリットやクラシックなカーゴパンツ、ポケットを裏返しにしたディテールなどさまざまな形で表現されている。

左:「チョーク・スリングバッグ」(22万5,000円)、中:「フラット・ヴェルティカルトート」(27万円)、右:「フラット・メッセンジャー」(22万5,000円)(C)Louis Vuitton
「アクセサモーフォシス(Accessomorphosis)」は、“アクセサリー”と“モーフォシス(変化)”をミックスした言葉で、ウエアをバッグに変化させて2つの性質を融合させることを意味し、コレクション全体を通じて登場。2019秋冬プレコレクションでは、さらに「コンプレッソモーフォシス(Compressomorphosis)」が披露され、ラッパーバッグが付属したウエアを旅行用に圧縮(コンプレッション)してラッパーバッグの中に収めることができる。

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