白に宿るクチュールの美学、ヴァレンティノの新プロジェクト「ルブラン」

ヴァレンティノ（VALENTINO）の2020年春夏コレクションより、息をのむほどに美しい純白のシャツやドレスが登場している。


これは今シーズンに初めて発表された新プロジェクト「ルブラン（LE BLANC）」。ルブランは、クチュールテクニックや素材使いといったメゾンが誇るDNAをデイウエアに宿したコレクション。


白紙などを意味するラテン語「タブラ・ラサ」の概念に基づき、クリエイティブ ディレクターであるピエールパオロ・ピッチョーリは、力強く壮麗な純粋なホワイトにフォーカス。誰のワードローブにも1枚はある白シャツをベースに、パフスリーブ、フリルを取り入れたボリュームのあるシャツ、シフォンなどと組み合わせたシャツドレスなど、クチュールの技術を生かして作られた、まさに“デイウエアクチュール”とも言えるアイテムを生み出した。


これらアイテムは、一見同じコットン生地を使用しているようにも見えるが、実はボリューム感、生地の落ち方、シルエットの出し方などによって1着1着違った重さの生地が選ばれている。



ルブランのアイテムは、3月6日より日本全国のヴァレンティノストアおよびwww.valentino.comにて販売開始。