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新しい主流を感じさせるミーンズワイルの圧倒的な東コレデビュー

FASHION HEADLINE / 2020年11月2日 14時0分

meanswhile 2021SSコレクション


2019年度TOKYO FASHION AWARDを受賞しながら、3月に予定されていたデビューショーをコロナ禍の影響で中止に追い込まれた、ミーンズワイル(Means While)が10月14日、渋谷ヒカリエで2020年春夏コレクションを発表した。


既にイタリアのスラムジャム(Slam Jam)や香港のレーンクロフォード(Lane Crawford)などの海外の有名セレクトショップが買い付け、ディッキーズ(Dickies)やダナー(Danner)とパンツ、シューズのコラボモデルを発表。ナイキ(NIKE)×ハイプビースト(HYPEBEAST)のコラボに起用されるなど、国内のみならずグローバルなマーケットで注目を集めているミーンズワイル。満を持して発表した今回のコレクションは総56ルックスというデビューコレクションと呼ぶには烏滸がましい貫禄のショー。


3月に発表が予定されていた2020年秋冬シーズンのテーマ「Error」を継承し再構築したという今シーズンのコレクションは袖や⾒頃、襟がなどパーツを取り外せる仕様により、多様なシーンに対応するよう考えられたアイテムを、さらに組み立て直す際に発生する意外性から全体が構成された。


この数シーズン、メンズウエアのトレンドの中核を成すアウトドア、スポーツ、ワークウエア、ミリタリーといった要素や素材を、プロダクトデザインの発想でバッグやシューズ、付属パーツを含め、すべてが機能のもとでファッションが再構成された。パーツをジッパーでブリッジすることでサイズ感を違えたり、ミリタリーなディテールを足したマスクでスタイリングにノイズが生まれ、ノンエイジで楽しめるブランドらしさが十分に表現されている。

ヒップホップシーンがメインストリームになる一方で、ピッチフォークやヴェイパーウェイブの音楽が生まれる時代背景とのリンクも感じさせる新しいメンズファッションの“主流”を感じさせるコレクション。

Text by Tatsuya Noda

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