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福岡市博多区の飲食店でO157による食中毒 3人に症状 うち1人は一時入院 店は1日の営業停止処分 

FBS福岡放送ニュース / 2024年9月24日 17時17分

福岡市役所

福岡市によりますと、博多区内の同じ飲食店で食事をした3人に下痢や腹痛、発熱などの症状が出て、うち1人は一時、入院しました。市は腸管出血性大腸菌O157による食中毒と断定し、店を1日の営業停止処分としました。

市によりますと、8月末から9月上旬にかけて、山口県と兵庫県姫路市の保健所からO157の患者についての情報提供がありました。

市が調べたところ、患者はいずれも8月14日に博多区内の同じ飲食店で食事をしていたことが分かり、市は、この店を利用した2つのグループ計8人のうち3人について、店での食事が原因となったO157の食中毒と断定しました。3人のうち50代の1人が一時入院しましたが、3人ともすでに回復したということです。

もつ鍋やせんまい刺などを食べたということですが、日にちがたっているため食材が残っておらず、詳しい感染源は分かっていません。市は店に調理器具の使い分けや洗浄・消毒の徹底を指導しました。

市によりますとO157は牛などの家畜のふん便に汚染された肉や調理器具、人の手、感染者のふん便を通して感染します。感染力と毒性が強く、抵抗力の弱い子どもや高齢者は重症化しやすく死に至ることもあるということです。潜伏期間は3日から8日と長いのが特徴です。

市は、O157による食中毒を防ぐためトイレの後や食事前、調理前に石けんで手を洗い、肉の生食を避け、生肉用の箸と食事用の箸は別々にするよう呼びかけています。O157は75℃で1分以上加熱すると死滅するということです。

福岡市でO157による食中毒が確認されたのは2012年9月以来です。

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