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株価が上下するニュースが気になる。初心者が株式投資を始めるのに良い時期とはいつ?

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月19日 7時52分

底値で買って天井で売りたいと誰もが思うが、誰も実現できない かつてはアノマリーといって、理論的根拠はないけれども統計的にこのような傾向がよく見られるという現象が議論になったことがあります。例えば日本株では、「12月は安く […]

底値で買って天井で売りたいと誰もが思うが、誰も実現できない

かつてはアノマリーといって、理論的根拠はないけれども統計的にこのような傾向がよく見られるという現象が議論になったことがあります。例えば日本株では、「12月は安くて1月は高い」「月曜日は高い」「4月は上昇する」といった経験則です。しかし、情報が瞬時に飛び交う昨今では、さまざまな政治的要因や社会的事情などでかつては通用したアノマリーも当てはまらないケースが増えているので、ますます買い時を見つけるのが難しくなっています。

堅実な収益獲得を目指す、地味だが確実な方法

著名投資家ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロスですら底値で買って天井で売ることができないのであれば、そのような博打的な賭けを追求することは無意味であることにお気づきでしょう。ならば、最高得点ではなく「OK得点」の獲得を目指しましょう。投資はダイエットと同じで、「ここぞ」というタイミングで全財産を突っ込んで大儲けを狙って仮にうまくいったとしても、それはまさに「まぐれ」です。長い目でコツコツ収益を積み上げていくのが、一番ストレスもたまらず、確実に運用収益を増やすことができます。それはまさに「積み立て」です。少し投資をかじったことがある人であれば耳にしたことがあるかと思いますが「ドルコスト平均法」です。

ドルコスト平均法のイメージ

毎月1万円ずつ買い付けていきます。「累投(るいとう)」ということばのほうがなじみがあるかもしれませんね。資産運用をするうえで、一番の障害は、実は人間の欲です。「もう少し待っていれば、もっと安く買えるかも」「あともう少し様子をみて、もっと高くなったら売却しよう」と思っているうちに、売り時や買い時を逃してしまいます。それならば、そのタイミングを機械的に設定してしまいます。毎月1万円ならば、何があっても(どんな緊急の出費があったとしても)「今月はちょっとやめておこう」などと考えないことです。仮に、悪いニュースが出たとしても気にせずに1万円で買い付けを続けます。良いニュースが出たとしても1万円を2万円に上げたりせずに、そのまま最初に決めた金額で買い付けを継続しましょう。これで、一番投資の成果を阻む「人間の欲」という非理論的な要因を排除することができます。

ニュースに反応しているとどうしても後追いになることに注意

ここまでお伝えしてきた内容をまとめると「ニュースの内容に一喜一憂して、投資のタイミングがわからないのは当然。だから機械的に積み立てでコツコツ投資をしていこう」というものでした。
これに対して、企業業績がとてもいいらしい、とか円安になるので輸出企業の収益が上がるはずだ、と明らかに判断できて株式市場にも大きな影響を及ぼすニュースをそのまま放っておくのはもったいないという反論が聞こえてきそうですね。確かにそうですが、そのニュースによるプラスの影響が「いつまで」続くか、わかりません。同時に、どこかの国でテロが起こってしまえば、国内のプラスのニュースはたちまちかき消されてしまいます。さらに、ニュースが出た時点で、それは「(たとえ10分であったとしても)過去の出来事」なので、後追いになってしまう、ということにも注意が必要です。

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