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グリーン住宅ポイントってなに? 対象は? ポイントの利用方法は?

ファイナンシャルフィールド / 2021年9月2日 5時0分

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新型コロナウイルスが猛威をふるい、経済に大きな打撃を与えて続けています。家計にもその影響は大きく、住宅の取得を取り止めたという人もいるでしょう。 そんななか、新型コロナウイルスの影響による経済の落ち込みを回復させる意図で、一定の性能を備える住宅を取得する人に、期間限定で「グリーン住宅ポイント」を発行する制度が設けられています。 この制度はどのようなもので、グリーン住宅ポイントはどのように利用できるのか、分かりやすく解説します。

グリーン住宅ポイントとは?

グリーン住宅ポイントは、2020年12月15日から2021年10月31日までに契約を結び、一定の条件を満たした住宅購入や新築・リフォーム工事をした人に発行されるポイントです。ポイントの対象になるのは、次の4つです。
 

(1)新築住宅の建築or購入
(2)既存(中古)住宅の購入
(3)持ち家や賃貸住宅のリフォーム
(4)賃貸住宅の新築

 
受け取ったポイント(1ポイント=1円相当)は商品に交換するか、追加工事に使うこともできます。発行されるポイントは条件によって異なり、特例に該当するとポイントが加算される仕組みになっています。
 

対象となる人と住宅、もらえるポイント数は?

(1)新築住宅の建築or購入

対象となるのは、自ら住むために新築住宅(築後1年未満で未入居)を建築、もしくは購入した人で、住宅は一定の省エネ性能等を満たしている必要があります。
 
もらえるポイントは、
 

               国土交通省「グリーン住宅ポイント」のウェブサイトを基に筆者作成
 
特例は以下のいずれかに該当する場合です。
 

a)東京圏の対象地域から移住するための住宅
b)18歳未満の子が3人以上の世帯の住宅
c)3世代が同居するための住宅
d)災害リスクが高い地域から移住するための住宅

 
なお、発行されたポイントは商品交換、追加工事交換のいずれか、または両方に利用できます。
 

(2)既存(中古)住宅の購入

対象となるのは、自ら住むために既存住宅(売買代金100万円以上)を購入した人で、申請は入居後に、1人1回までです。
 
もらえるポイントは、
 

                国土交通省「グリーン住宅ポイント」のウェブサイトを基に筆者作成
 
発行されたポイントは商品交換、追加工事交換のいずれか、または両方に利用できます。
 

(3)持ち家や賃貸住宅のリフォーム

対象となるのは、制度の対象となるリフォーム工事を発注した人ですが、マンションなど同一建物の全住戸の所有者、管理組合法人、法人でない管理組合がまとめて一括申請もできます。
 
対象となる工事は
 

a)エコ住宅設備の設置
b)開口部の断熱改修
c)外壁、屋根・天井、または床の断熱改修
d)バリアフリー改修
e)耐震改修
f)リフォーム瑕疵(かし)保険等への加入
g)既存住宅購入加算

 
以上の7つですが、a ~ c のいずれか含むのが必須条件で、d ~g はa ~ c と併せて実施した場合に対象となります。
 
もらえるポイントは、1戸あたりの対象となるリフォーム工事等に応じて計算されます。ただし、1回の申請で5万ポイント未満の場合は申請できません。
 
ポイントの上限は、

          国土交通省「グリーン住宅ポイント」のウェブサイトを基に筆者作成
 
発行されたポイントは商品交換、追加工事交換のいずれか、または両方に利用できます。
 

(4)賃貸住宅の新築

対象となるのは、賃貸用の共同住宅(トップランナー基準で床面積40平方メートル以上)を新たに建築する人で、戸建て住宅や店舗併用住宅は対象になりません。
 
もらえるポイントは、10万ポイント×総戸数
 
発行されたポイントは追加工事のみに利用できます。
 

ポイントの利用方法

グリーン住宅ポイント制度を利用するには、住宅売買契約・工事請負契約を遅くとも2021年10月31日までに結ばなければなりません。ポイントを申請できる期間も2021年10月31日までとなっています。
 
ポイントの申請は、工事完了後だけでなく、契約後工事完了前にもできます。まず、工事完了後にポイントを商品と交換する場合の手続きの流れをご紹介します。
 

  国土交通省「グリーン住宅ポイントについて」を基に筆者作成
 
ポイントの申請は、最寄りの受付窓口へ持参のほか、郵送またはオンラインでも提出できます。また、商品の交換は2022年1月15日までに申し込みをすることになっていますが、複数回に分けてすることも可能です。交換できる商品はグリーン住宅ポイントのウェブサイトで探すことができます。
 
工事完了前に追加工事と交換する場合の手続きの流れもご紹介します。
 

  国土交通省「グリーン住宅ポイントについて」を基に筆者作成
 
追加工事へのポイント発行申請は、工事施工業者や住宅販売業者に代理申請してもらい、工事完了報告を2022年1月15日までに行わなければなりません。
 
利用できる期間が限定されたグリーン住宅ポイント制度ですが、利用できればとてもおトクです。リフォームに使いたい場合など、あれこれ細かい条件もありますので、詳しいことは「グリーン住宅ポイント」のウェブサイトなどで調べながら利用することをお勧めします。
 
(参考・引用)
国土交通省「グリーン住宅ポイント」
 
執筆者:蟹山淳子
CFP(R)認定者

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