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初めての資産運用。ネット証券はどこがおすすめ?

ファイナンシャルフィールド / 2021年10月4日 12時10分

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初めて資産運用にチャレンジする場合、まずは証券会社で口座を開設する必要があります。ただし、投資初心者の方は、数ある証券会社の中から自分にぴったりの会社を選ぶのが難しいと感じるかもしれません。   今回は、ネット証券で口座を開設するに当たって最初に確認しておきたい、証券会社の選びのポイントや証券会社の特徴についてご紹介します。

最初にチェックすべき証券会社

ネット証券で資産運用を始める場合、まずチェックしておきたい証券会社は「SBI証券」と「楽天証券」です。この2社は、日本のネット証券会社の中でも口座開設数がトップクラスです。SBI証券と楽天証券が投資初心者に向いている理由には、主に以下の3点が挙げられます。
 

1.手数料が安い
2.取扱商品が多い
3.操作方法が簡単

 
投資初心者の場合、「手軽に、お得に投資を始められること」が長期的に運用を続けていくポイントとなります。
 
SBI証券も楽天証券も、取引手数料が安く抑えられているため、資産運用の開始に当たって大きな金銭的負担がありません。スマートフォンのアプリやパソコンで数ある商品の中から簡単に銘柄検索ができ、手軽に発注できるのもポイントでしょう。
 
SBI証券は、外国証券やIPO銘柄(新規公開銘柄)の取り扱いが多いという特徴があります。投資初心者の方が、いずれは運用の幅を広げていきたいという場合におすすめです。
 
一方、楽天証券は、楽天グループのポイントを使って投資をしたり、投資でポイントを貯めることができるというメリットがあります。普段のお買い物で楽天カードを多用している方やポイントを貯めている場合は、楽天証券がお得に使えるでしょう。
 

証券会社選びのポイント

SBI証券と楽天証券以外の証券会社も検討したい場合は、以下のポイントをチェックするようにしましょう。
 

1.手数料はいくらかかるか
2.取扱商品は多いか
3.操作方法は分かりやすいか
4.NISAに対応しているか(NISAの取扱商品は多いか)

 
ここで特に確認しておきたいのは、NISA(少額投資非課税制度)に対応している証券会社かどうかという点です。NISAは、投資で得た利益が一定条件の下で非課税となる大変お得な制度で、投資初心者の方はぜひ活用を検討したいところです。
 
もちろんNISAへの対応だけでなく、そのほかのポイントも証券会社選びの参考となります。
 
例えば、普段の連絡ツールとして身近になっている「LINE」が展開している「LINE証券」では、NISAの取り扱いはありませんが、LINEアプリで簡単に投資を始められるほか、決済サービスやポイントがそのまま利用できます。
 
また、NISAが利用できる「マネックス証券」や「松井証券」では、取り扱っている投資信託の本数はSBI証券や楽天証券に比べると少なくなっていますが、マネックス証券は米国株の取り扱いが充実しており、松井証券は初心者も安心できるサポート環境が用意されているなど、それぞれに特徴があります。
 
各証券会社にはさまざまなメリットや特徴がありますが、自分が実際に取引を行う場合に便利に利用できるよう、4つのチェックポイントを中心に事前に確認しておくことが大切です。
 

証券会社での口座開設

証券会社を選んだら、いよいよ口座を開設します。ネット証券はオンラインで簡単に口座開設が可能です。特に楽天証券の場合、すでに楽天会員の方は基本情報の入力などが簡素化されています。
 
また、期間限定で口座開設キャンペーンを行っている証券会社もあります。
 
例えば、新規口座開設と初めての入金、取り引きをした方は抽選でキャッシュバックが得られたり、一部の商品の手数料が無料になるなど、随時キャンペーンを展開していることが多いので口座開設の前にチェックしてみましょう。
 
いかがだったでしょうか。投資初心者の場合、最初の証券会社選びでつまずいてしまう方もいるかもしれませんが、早い段階から証券会社を数社に絞って最低限のポイントだけを確認したら、あとは口座を開設するだけなので意外に簡単です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、口座開設までスムーズに進めましょう。
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

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