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昔作った口座が見つかった……休眠口座になっている可能性はある?

ファイナンシャルフィールド / 2021年10月18日 10時40分

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「少額を預金口座に残したまま、すっかり忘れていた銀行の通帳やカードが部屋を掃除したら出てきた」「引っ越しをしてから使っていない銀行の口座を解約していなかった」「子どもの頃に親が作ってくれた口座があるが、今は使っていない」   このように使っていない銀行口座は「休眠口座」となる可能性があり、そのまま放っておかないほうが良いのですが、今回はその仕組みや対応などについて解説します。

休眠口座とは

10年以上の取引がない預金のことを「休眠預金」、その預金が入っている口座を「休眠口座」といいます。これは「休眠預金等活用法」で定義されたもので、取引がないというのは出入金など、お金の異動がないという意味です。
 

休眠口座の預金は世の中のために使われている

休眠預金等活用法が施行されたのは2018年1月1日で、金融庁のホームページによると2009年1月1日以降の取引から10年以上、取引がない預金等(休眠預金等)は民間公益活動に活用されるとあります。
 
主な活動として、経済的に困窮する子どもや社会生活が困難な方の支援などがあり、指定活用団体の日本民間公益活動連携機構(JANPIA)が毎年度、公募により資金分配団体と実行団体を選定し、支援事業に対して休眠預金から助成をすることで、より良い社会づくりに生かすという仕組みです。
 
新型コロナウイルス対応の支援への助成も行われており、社会が抱える諸課題の解決へ役立てるという趣旨で、休眠預金が世の中のために使われているといえます。
 

休眠口座かチェックするポイント

休眠口座かどうかをチェックするポイントは、前述のとおり、10年以上お金の出し入れなど全く取引をしていなかったかどうかですが、金融機関によっては通帳への記帳は取引とは見なされないケースなどもあるので、該当しそうな口座がある銀行のホームページなどで休眠口座となる条件をご確認ください。
 
多くの金融機関では、最後の取引から9年を経過した口座について、預金残高が1万円以上の場合は口座の名義人に郵送やメールなどで通知を出しています。通知を受け取った時点で、もう使う予定がない口座であれば解約することをおすすめしますし、今後も使用するのであれば、たまには入出金などをしてください。
 
また、残高が1万円未満の場合は金融機関からの通知はなく、休眠預金と見なされ、その口座は休眠口座となります。また、住所変更の手続きをしていないことで通知を受け取れない場合もあるので注意しましょう。
 

休眠口座を復活させるには

残念ながら休眠口座となっていたという場合でも、金融機関の窓口で所定の手続きをすれば、預けていたお金(元金+利息)を引き出すことができます。
 
お手持ちの通帳、証書、キャッシュカード、口座番号から、該当の金融機関に問い合わせてみましょう。銀行名が統合や提携などを経て変わっている場合は、現在の名称の金融機関に問い合わせれば対応してもらえます。
 

未利用口座管理手数料とは?

各金融機関ともに、休眠口座をつくりたくない、口座の維持・管理の手間や費用を省きたいということは想像に難くありません。また、不正口座の作成・利用防止という観点からも、最近導入されているのが「未利用口座管理手数料」です。
 
これは新規開設した預金口座について、2年以上、一度も利用がなかった場合に管理手数料が発生するというものです。未利用期間の起算日となる口座開設の時期、対象となる口座の条件などは金融機関によっても異なりますが、使わない口座は解約するほうがおトクですよということかもしれません。
 
休眠口座となる可能性がある口座も含めて、一度確認しておくといいでしょう。
 
出典・参考
金融庁 長い間、お取引のない預金等はありませんか?
一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 休眠預金等活用とは
りそな銀行 普通預金口座の未利用口座管理手数料について
三菱UFJ銀行 未利用口座管理手数料(2021年7月以降に新たに普通預金口座を開設されるお客さま)
三井住友銀行 よくあるご質問
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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