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9月に値上げした電力・ガス料金。どれくらい上がった?

ファイナンシャルフィールド / 2021年10月21日 3時0分

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2021年9月分から大手を中心に電気料金とガス料金の値上げされました。具体的にどれくらい金額が上がったのでしょうか。2021年9月の電気料金・ガス料金の値上げについて見ていきます。

なぜ電気料金とガス料金が上がったの?

電気とガス料金は基準期間の燃料価格から算出されており、その期間における石炭や天然ガスなど燃料の価格が電気料金やガス料金に反映されます。
 
2021年9月分の値上げの例でいくと、4月から6月を基準期間として計算したとき、その間の燃料代が値上がりとなったため、各社電気料金とガス料金の値上げに踏み切ったという形になります。
 

実際にどれくらい電気料金とガス料金が値上がったの?

では、2021年9月分から実際にどれくらい電気料金とガス料金が値上がったのか見ていきましょう。
 

電気料金の値上がりは?

電気料金について、大手3社である東京電力、中部電力、関西電力を例に平均的な家庭において毎月電気料金がどれくらい上昇する見込みであるのか確認していきましょう。
 
2021年8月時点での平均的な家庭の電気使用量における3社の電気料金は、東京電力が6960円、中部電力が6615円、関西電力が6740円でした。
 
これが2021年9月からは東京電力が138円上がって7098円、中部電力が132円上がって6747円、関西電力が86円上がって6826円となり、3社平均では118円ほどの値上がりとなります。

8月料金 9月料金 値上げ幅
東京電力 6960円 7098円 138円
中部電力 6615円 6747円 132円
関西電力 6740円 6826円 86円

(※1、2、3を基に筆者作成)
 

ガス料金の値上がりは?

ガスについても電気料金と同様、大手を中心に2021年9月分から値上げした事業者があります。参考までに東京ガス、東邦ガス、大阪ガスの3社について見ていきましょう。
 
平均的な家庭のガス使用量を基準とすると、東京ガスでは2021年8月は4648円、東邦ガスでは5773円、大阪ガスでは5328円でした。
 
これが2021年9月からは東京ガスでは94円上がって4742円、東邦ガスでは100円上がって5873円、大阪ガスでは96円上がって5424円となり、3社平均では96円ほど値上がりする見込みとなります。

8月料金 9月料金 値上げ幅
東京ガス 4648円 4742円 94円
東邦ガス 5773円 5873円 100円
大阪ガス 5328円 5424円 96円

(※4、5、6を基に筆者作成)
 

家計に直結する電気代とガス代、どう抑えるべき?

このような値上げに対し、私たちはどう対応していくべきなのでしょうか。
 
答えは、節約を含む電気とガスの取り扱いについて見直しをすることです。月額214円ほどの値上がりであれば、少しの工夫で限りなくその値上がり分による影響を小さくすることができます。
 
具体的には下記のような観点から見直ししていくのが理想です。


・生活スタイルを見直し、電気やガスの無駄遣いとなっている点について洗い出して改善する
・使わない家電はコンセントを抜き、待機電力を節約
・電気とガス双方の契約プランを見直す
・電気会社やガス会社を乗り換える

特に、契約プランの見直しや契約している会社の乗り換えはライフスタイルを大きく変えることなく毎月の料金を安くすることもできるためおすすめです。
 

電気代とガス代については小まめな見直しを

電気代とガス代は常に一定ではなく、定期的に見直され基準となる価格が上がったり下がったりしています。2021年9月からは大手を中心に電気代ガス代ともに上昇したため、少なからず家計の負担が増加することが予想されます。
 
これを家計の見直しの良い機会であると捉え、一度自身の契約している電力会社とガス会社の料金の変動を調べ、家計の収支の改善に乗り出してみてはいかがでしょうか。
 
出典
(※1)東京電力エナジーパートナー 2021年9月分電気料金の燃料費調整について
(※2)関西電力 2021年9月分電気料金の燃料費調整について
(※3)中部電力ミライズ 2021年9月分電気料金の燃料費調整について
(※4)東京ガス 原料費調整制度に基づく2021年9月検針分のガス料金について
(※5)東邦ガス 原料費調整制度に基づく2021年9月検針分のガス料金について
(※6)DaigasGroup  2021年9月ガス料金の原料費調整について
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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