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事務職の年収ってどれくらい?他業種と比べてみました

ファイナンシャルフィールド / 2021年11月23日 0時0分

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現在、事務職に就いていて「事務職の平均年収はいくらなのか」「他業種の年収と比べるとどれくらい違うのか」など自身の収入と比較した疑問が出てくる方も多いのではないでしょうか。   収入は生活において大切な問題なので、事務職の平均年収と比較することや他業種の平均年収を知っておくことは重要です。ここでは、事務職の平均年収、多業種の平均年収比較、収入を増やす方法などについて解説します。

給与所得者の平均年収

国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者5245万人(男性3077万人、女性2168万人)の平均給与は433万1000円(前年436万4000円)でした。正規は495万7000円で非正規は176万2000円です。また、男性は532万2000円、女性は292万6000円でした。
 
図表1は、平成22年〜令和2年までの男女の平均給与の推移です。
 
【図表1】

平均年収 前年対比
令和2年 433万1000円 ▲0.8%
令和元年 436万4000円 ▲1.0%
平成30年 440万7000円 2.0%
平成29年 432万2000円 2.5%
平成28年 421万6000円 0.3%
平成27年 420万4000円 1.3%
平成26年 415万円 0.3%
平成25年 413万6000円 1.4%
平成24年 408万円 ▲0.2%
平成23年 409万円 ▲0.7%
平成22年 412万円 1.5%

※国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」の「平均給与」より
 
平成22年と令和2年の平均年収を比べると21万1000円増えています。
 

事務職の年収

人事院「民間給与の実態(令和2年職種別民間給与実態調査の結果)」によると、事務職の職種別平均支給額(令和2年4月分)は、図表2のとおりです。
 
【図表2】

職種 平均支給額
事務係員 32万8464円
事務主任 38万8202円
事務係長 46万1263円
事務課長 58万8606円

※人事院「民間給与の実態(令和2年職種別民間給与実態調査の結果)」の「職種別、年齢階層別平均支給額」より
※職種は一部抜粋
 
「平均支給額」には通勤手当や時間外手当、住宅手当、家族手当など各種手当も含まれています。賞与は含まれていません。事務係員の平均支給額を年換算すると約394万円です。賞与も含めると400万〜500万円の年収と考えられます。
 
ただし、企業規模や地域によっても収入が違うため、年収200〜300万円前後の事務職の方も多いでしょう。
 

各業種の年収

国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」の「業種別の平均給与」によれば、主な業種の平均年収(平均賞与含む)は図表3のとおりです。
 
【図表3】

業種 平均年収
金融業・保険業 630万円
電気・ガス・熱供給・水道業 715万円
情報通信業 611万円
建設業 509万円
製造業 501万円
サービス業 353万円

※国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」の「業種別の平均給与」より一部抜粋
 
事務職に限定はされていませんが、自身が就いている業種とは違う業界の平均年収も参考にしてください。
 

収入を増やす方法

収入を増やす方法には、転職や資格取得などスキルアップのほか、副業やポイントサイトでのポイ活、投資などがあります。勤務先で副業が許可されており、多くの収入を得たい方には副業がおすすめです。
 
スキマ時間を活用してコツコツ稼ぎたい方にはポイントサイトへの登録、リスクを理解したうえでリターンを狙いたい方には投資が良いでしょう。ここでは、収入を増やす方法について見ていきましょう。
 

副業

休日などを利用して副業をすることで、収入を増やせます。クラウドソーシングを利用すれば、在宅ワークが可能です。ライティングやデータ入力、事務・経理、デザインなど仕事も豊富にあり、空き時間を有効に活用できます。
 
副業がスキルアップにつながり、本業に生かせる可能性もあります。副業で収入を増やす場合は、勤務先が副業を許可しているか事前に確かめましょう。
 

ポイントサイト

ポイントサイトは、スキマ時間を利用したポイ活でコツコツと収入を得られるのが特徴です。ゲームをしたり広告動画を視聴したり、アンケートへの回答などでポイントが貯まり、貯まったポイントは現金や電子マネーに交換できます。
 
大きな額を稼ぐのは難しいですが、2〜3サイトを利用すれば月1〜2万円稼ぐことは可能です。
 

投資

株や投資信託、FXなど、投資で稼ぐ方法です。短期間で多額の収入を得られる可能性があるのが魅力です。ただし、投資は元本保証ではないため、損失を抱え、資産が減るリスクがあります。
 

事務職でも収入はさまざま。収入を増やしたいなら副業や投資を検討して

事務職の平均年収は低くはありません。職種別で見ると、事務係長の平均月給は約46万円、事務課長になると約58万円です。ただし、企業規模や業種、地域などによって年収は大きく変わる可能性があります。
 
事務職の年収に満足していない場合は、副業や投資、ポイントサイトなどを積極的に活用して、収入を増やすことを検討してみましょう。
 
【出典】
人事院 民間給与の実態 (令和2年職種別民間給与実態調査の結果)
マイナビ転職 2021年版 職種別 モデル年収平均ランキング
求人情報・転職サイトdoda(デューダ) 平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)
マイナビエージェント 平均年収ランキング
国税庁 令和2年分 民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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