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「免許返納後の身分証明」……高齢者こそマイナンバーカードを持つべき理由

ファイナンシャルフィールド / 2021年12月2日 10時10分

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高齢になり、無事故のうちに免許を返納しようと考える方もいらっしゃるでしょう。世の中も行政も、悲しい事故を起こさないために返納を推奨しています。   一方で、身分証明書を求められた場合、運転免許証を提示してきた方は、ためらいがあるかもしれません。今回は、運転免許証返納後の身分証明はどうしたら良いかについて解説します。

免許を返納する際に、運転経歴証明書を申請しましょう

公的機関、金融機関などで手続きする際の本人確認書類について羅列されているものを見ると、「運転経歴証明書(平成24年4月1日以降に交付されたもの)」を見つけられると思います。
 
運転経歴証明書は、運転免許証を返納するとき、交付を申請することができます。ただし、自主返納後5年以上経過、または運転免許失効後5年以上経過している場合や、交通違反により免許取り消しとなった場合は交付されません。
 
運転免許試験場、運転免許更新センター、警察署などで運転免許証を返納し、同時に運転経歴証明書を申請するのがおすすめです。

手数料:1100円 (東京都の場合) 
必要なもの:運転免許証 申請用写真 1枚

運転免許試験場では即日交付されますが、運転免許更新センターや警察署だと2~4週間程度かかります。
 

自主返納するとついてくるイイコト

免許証を自主返納すると特典が受けられることをご存じですか? 冒頭、行政も返納を推奨していると書きましたが、こういった面から、そのことを実感できるではないでしょうか。特典を受けるには以下の点が条件となります。

(1)原則65歳以上
(2)運転経歴証明書、または運転経歴証明書交付済みシール付きのマイナンバーカードの提示

どんな特典があるのか、一例を紹介します(特典は予告なく変更や中止される場合があるので、必ず各店舗、事業所などの詳細をご利用前にご確認ください。各県警ホームページにも加盟企業紹介などのリンクがあります)。

●信用金庫の預金金利の優遇制度
●ホテル内での飲食など、利用料金の割引
●デパートやスーパーの宅配サービスの割引

他にも、タクシー、メガネ、補聴器、娯楽施設、墓石・仏壇、文化施設、美術館などでも割引があります。興味深いのが、自動車学校・教習所も名乗りを上げているところです。新規免許取得者の紹介などが条件で特典を受けられる仕組みです。
 

免許返納を機会にマイナンバーカードを申請しませんか?

マイナンバーカードはもちろん、身分証明書になります。通知カードは手元にあるけれど、まだ申請していないという方、運転免許証の返納特典も受けられる上に、マイナポイントという決済(精算)に使えるポイントが付与されるというオトクもついてきますので、考えてみてはいかがでしょうか。
 
令和3年11月19日に「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」が閣議決定され、「マイナポイント第2弾」が実施予定と公表されました。
 
新規でマイナンバーカードを取得したら5000円相当のポイント取得、さらに健康保険証としての利用登録をするとさらに7500円相当のポイント、公金受取口座の登録をするとさらに7500円相当のポイントが上乗せされるようです。
 
決済サービスをどれにするか決めたら、スマホやPC、マイナポイント手続きスポット(郵便局、コンビニ、ATMなど)でマイナポイントの手続きを行いましょう。
 
出典
警察庁 運転経歴証明書について
警視庁 運転免許証の自主返納と同時に運転経歴証明書の交付申請をする方
警視庁 高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業・団体の特典一覧
総務省 使いみちいろいろ!マイナンバーカード
総務省 よく分かる!マイナポイント取得ナビ
総務省 ~マイナポイント第2弾を実施予定です~
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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