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治験コーディネーターの仕事って? 年収はいくら稼げる?

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月26日 0時0分

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治験コーディネーターという職業に興味はあるものの、具体的にどのような仕事なのか、よく分からない人も多くいるでしょう。   本記事では治験コーディネーターについて気になっている人に向けて、具体的な仕事内容や年収などについて解説します。

治験コーディネーターの仕事内容

治験コーディネーターは、新しい薬を研究開発するうえで必要な「治験」をおこなうときに、そこに関わる患者さんのケアや、医師や医療機関のサポート、実施の準備などをすることが主な仕事です。なお、「治験」とは製薬会社などによって開発された新しい薬を、実際に患者さんへ使用しても問題ないかどうか確認するための臨床研究を指します。
 
治験コーディネーターの具体的な仕事内容は、治験を受ける患者さんの体調管理や服薬状況の確認、治験の説明をはじめ、医師への検査結果の報告や報告書の作成などです。
 
また、治験におけるスムーズな作業を進めるためにも、重要な役割を担っている職業といえるでしょう。治験コーディネーターとして働く場合は、病院や研究センターなどの医療機関に直接就職するか、治験施設支援機関などの民間企業から医療機関に派遣される方法があります。
 

治験コーディネーターに求められるスキル

治験コーディネーターになるために必要な学歴や資格は特にありません。業務に必要な知識は就職してから培えるため、医療系の学校を卒業しなくてはいけないなどの制約もなく、広く門戸が開かれているといえるでしょう。
 
大学や短大を卒業してから就職するケースのほかにも、看護師や薬剤師などの医療職を経験してからや、社会人経験を経て転職するケースもあります。いずれの場合も、仕事をするうえでは医学や薬学に関する知識が必要になるため、それらに関する勉強が必要です。
 
関連資格としては日本臨床薬理学会と関連協会の認定試験があるため、働きながら取得を目指すとよいでしょう。
 
また、医学や薬学などの知識に加えて、統計処理や報告書などの文書作成能力も必要です。さらに、円滑な作業を進めるためにもコミュニケーション能力やチーム全体をまとめる調整能力、的確な判断をおこなう判断能力など、さまざまなスキルが求められるでしょう。
 

治験コーディネーターの年収

治験コーディネーターの平均年収は426万円ですが、保有資格や経験年数によっても異なります。経験を積んでからプロジェクトを一人で管理できるような役職になると、大幅な年収アップが期待できるでしょう。
 
なお、日本は新薬開発事業が盛んであるほか、治験コーディネーターは新薬開発に欠かせない存在であるため、今後も需要がある職業といえます。年収アップを狙うためにも、幅広い知識やスキルを身に付けることが大切です。
 

必要なスキルを身に付けて治験コーディネーターとして活躍しよう

治験コーディネーターは、医学や薬学に関する知識は必要ですが、資格や学歴に関係なく就職することが可能です。医療に興味がある人や、物事に段取りをつけて進めたり、人とコミュニケーションを取りながら仕事がしたいと考えていたりする人には適した職業といえるでしょう。
 
本記事で紹介した仕事内容に興味がある人はぜひ、治験コーディネーターを一つの選択肢として考えてみてください。
 

出典

ファーマリンク 「治験コーディネーター」ってどんな仕事?業務内容や求められるスキルなど
職業情報提供サイトjobtag 治験コーディネーター
キャリアガーデン 治験コーディネーターの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説
年収チェッカー 【2021年最新版】治験コーディネーターの平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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