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「睡眠不足」は「経済に大打撃!?」眠れない夜の対処法について

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月10日 11時20分

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眠れない夜に悩み、対処法を調べている人は多いでしょう。疲れているのに目を閉じても寝付けないのは、本当につらいことです。また、国民の睡眠不足は、経済に大打撃を与えるという研究結果もあります。   この記事では、どうして寝不足が経済に大打撃を与えるのかを解説し、夜に眠れない原因と対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

睡眠不足が経済に与える影響とは

国民の睡眠不足は、GDPに影響があるとされています。アメリカの研究機関「ランド研究所」の研究では、夜に眠れないことによる「労働者の病気」や「仕事のパフォーマンスの低下」などで、GDP比に深刻な影響を受けているのは日本としているのです。
 
研究結果では、睡眠不足によりGDP比2.92%が失われているとしています。お金にすると最大で年間約15兆円の損失です。このように、睡眠不足は身近なところだけでなく、経済にも大打撃を与えています。
 

眠れない夜の原因

夜に眠れないことには、次の原因が考えられます。
 

・環境によるもの

寝室の環境が、眠れない原因になっているケースです。例えば、寝室内の温度や湿度などの影響もありますが、騒音や光などの外部から受ける影響も原因になります。
 

・ストレスによるもの

ストレスや緊張は、眠りを妨げる原因です。とくに真面目な性格の人は、ストレスを強く感じる傾向があります。
 

・生活のリズムによるもの

夜ふかしや仕事の影響で、睡眠のリズムが狂うことも眠れなくなる原因です。例えば、夜勤や宿直などがある仕事の場合、数日に1度は生活のリズムが乱れることになります。
 

・刺激物によるもの

コーヒーや紅茶に含まれるカフェイン、タバコに含まれるニコチンの覚醒作用も眠れなくなる原因です。また、寝酒をしている人も眠りが浅い可能性があります。アルコールによる寝つきの効果は短時間しか期待できません。深酒するほど、眠りは浅くなり早朝覚醒が増えるとされています。寝酒をするなら、ほどほどにするのがポイントです。
 

眠れない夜の対処法

眠れない夜の対処法は、以下の4つです。
 

・寝室の環境を整える

寝室に、眠りやすい環境をつくりましょう。騒音や光など外的な要因の改善は難しいですが、寝室の環境を改善するなら、自分に合った寝具を使い、睡眠に適しているとされる温度(20℃前後)と湿度(40〜70%前後)を保つのがポイントです。
 

・就寝前にリラックスする習慣を身につける

就寝前にリラックスできる時間を設けるのもポイントです。簡単なことではありませんが、趣味をつくるなどして気分転換する習慣を身につけましょう。また、快眠を促すとされる労宮(ろうきゅう)や失眠(しつみん)などのツボを押したり、リラックス効果があるアロマなどを活用したりする方法もあります。
 

・太陽光を浴びる

生活リズムの乱れを感じたら、太陽光を浴びるのもいいでしょう。太陽光を浴びると体内時計が調整され、浴びた14時間目以降に眠気が生じるとされています。
 

・体が温まるものを飲む

カフェインやアルコールを含む飲み物は避けて、夕方以降は体が温まるものを飲むことも心がけましょう。例えば、ホットミルクや、リラックス効果が期待できるハーブティーなどがおすすめです。
 

睡眠不足は経済にも影響あり! 自分なりの対処法を見つけよう

睡眠不足による経済の損失は最大で年間約15兆円という研究結果もありますが、睡眠不足は働き方そのものが原因とも考えられます。会社のためと無理して働くことが、ストレスや生活のリズムを乱す原因になり、それが「眠れない夜」につながっているのです。
 
睡眠不足の解消は、GDPの成長に貢献する可能性があります。自分なりの対処法を見つけ、睡眠不足を改善しましょう。
 

出典

厚生労働省 不眠症
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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