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コロナ禍で「ぼっちランチ」が増加中! その理由と食費の節約へのつなげ方

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月27日 10時30分

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新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの生活ではすっかりテレワークが定着しました。その影響を受けて、1人で昼食を取る「ぼっちランチ」も増加しているようです。   この記事では、ホットペッパーグルメ外食総研が行った「有職者のランチ実態調査」の結果をもとに、ランチの食べ方や予算の変化について考察します。

働き方の変化によってランチにも変化が現れている

「ホットペッパーグルメ外食総研」が首都圏、関西圏、東海圏に住む20〜69歳の男女5469人を対象に行った「有職者のランチ実態調査」(2022年3月)の中で、「働き方の変化に伴い、1年前と比べてランチの食べ方に変化があったか」という調査が行われました。
 
この質問に対して、「テレワークの増加によって1人でランチを食べることが増えた」と答えた人が30.6%、「仕事の時短や効率化を求められたため、1人でランチを食べることが増えた」と答えた人が20.4%となっており、さまざまな働き方の変化によって、1人でランチを取る人が増えていることが分かります。
 
また、同調査では平日のランチ予算についての調査も実施されていて、「出前、デリバリーしたもの」が平均1274円(前年1171円)、「外食店内での食事」が平均1104円(前年1103円)となっており、いずれも前年対比で増加となりました。
 
総務省の「家計調査報告」によると、食費が毎月の支出に占める割合は約25.3%となっています。支出の4分の1を占める食費の増加は、家計全体にも大きな影響を与えるでしょう。
 

週に数回自炊を取り入れて節約をしよう

ランチ予算が昨年対比で増加傾向にあることを受けて、ランチ代の節約について考えてみましょう。
 
仮に、前項で挙げた「出前、デリバリーしたもの(1274円)」を月に20日間利用すると、2万5480円のランチ代がかかる計算となります。「外食店内での食事(1140円)」の場合は、月に20日間の利用で2万2000円です。
 
一方、最も安い「自炊、または家族等が作った食事・弁当」は平均368円であるため、月7360円のランチ代となり、その差額は「出前、デリバリーしたもの」では1万8120円、「外食店内での食事」では1万5440円にものぼります。この結果から、平日のランチ代を節約するためには、なるべく自炊を取り入れた方がよいことが分かるでしょう。
 
しかし、これまで全てデリバリーや出前に頼っていた人が、いきなり毎日自炊をするのは難しいかもしれません。そういった場合は、週に2~3度を目安に自炊することを心がけましょう。
 
仮に週に2回自炊、3回デリバリーサービスを利用した場合、月20日間で1万8232円のランチ代となります。全てデリバリーサービスを利用した場合と比較すると、月7248円の節約効果が得られます。
 

ランチを楽しみながら節約にも取り組もう

新型コロナウイルス感染拡大の影響や働き方改革の推進により、私たちの生活は大きく変化しています。それに伴い、平日のランチの取り方や予算も大きく変化していることが分かりました。特にランチ予算の増加は、家計にも大きな影響を与えることが想定されます。
 
いきなり食生活をガラリと変えることは難しいかもしれませんが、週に数回、自炊にチャレンジすることで、節約に取り組んでみてはいかがでしょうか。
 

出典

ホットペッパーグルメ外食総研 有職者のランチ実態調査(2022年 3月実施)
総務省統計局 家計調査報告 2022年(令和4年)4月分
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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