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「0円で太陽光発電を!?」電気代が安くなったり副収入につながったりするの? その理由や仕組みを解説

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月30日 23時0分

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太陽光発電には、太陽光パネルの設置など初期費用がかかってしまうため、まとまったお金がなければ始めづらいものとなります。   しかし、太陽光発電には0円で設置できるものがあります。本記事では、初期費用が0円でできる理由や仕組みについて解説します。

0円で設置できる理由

太陽光発電を家庭用に設置する場合にかかる費用は、資源エネルギー庁の資料によると2021年設置の平均値は、1kW当たり28万円です。住宅用太陽光発電の場合、10kW未満を住宅用太陽光発電とされているため、設置にかかる費用は、28万円から252万円の範囲となります。
 
しかし、0円で設置できる理由は、住宅の屋根などを0円で提供している企業に貸すことで実現できます。太陽光パネルを所有する企業は、住宅所有者に対して屋根を借りて設置するため、設置費用などが企業側負担となります。
 
企業のプランには、10年契約が多く、10年かけて設置費用分の回収と利益を出す仕組みです。太陽光発電を導入したいが、初期費用はかけたくない場合におすすめとなります。
 

0円設置の主なプラン

0円で住宅に太陽光発電を導入するにあたって、「電力販売」や「リース」といったプランがあります。
 

電力販売

電力販売は、設置された太陽光パネルから発電された電気は企業側のもので、住宅所有者はその電気を購入して使用します。電気料金は、一般的な契約料金よりも割安で利用できるメリットがあります。
 
また契約期間後は、太陽光パネルなどが住宅所有者のものとなるため、自由に活用することが可能です。
 
設置費用やメンテナンス費用などはすべて企業側負担となるため、太陽光発電の導入によって電気料金を安くできます。ただし、発電された余剰電力を電力会社に売却することができないため注意が必要です。
 

リース

リースは、設置された太陽光パネルから発電された電気は住宅所有者になるものの、住宅所有者は企業に対してリース料金を支払うことになります。リース期間後は、太陽光パネルなどが住宅所有者のものとなるため、リース後は自由に活用することが可能です。
 
住宅所有者は、発電した分の余剰電力を電力会社に売却することができるため売電収入を受けられます。ただし、リース料金は一定となるため、太陽光発電が日照時間や季節などによって発電量が少ない場合、マイナスになることがあるため注意が必要です。
 

0円で設置できることはメリット

太陽光パネルの設置費用は、28万円から252万円の範囲となるため、始めようと思っても初期費用で難しいと考えてしまう人が多いでしょう。しかし、0円設置を活用することによって、毎月の電気料金が安くなったり、売電収入を得ることができたりするなどメリットも多くあります。
 
これから住宅に太陽光発電を導入しようと検討されている人は、0円設置という方法があることを覚えておくとよいでしょう。
 

出典

資源エネルギー庁 太陽光発電について
 
執筆者:古田靖昭
二級ファイナンシャルプランニング技能士

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