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コロナ禍で結婚式費用が下がっているって、本当? 新しい結婚式のカタチとは

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月17日 3時20分

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結婚式は人生において大切なイベントのひとつです。結婚式のスタイルは時代の流れとともに変化しますが、昨今のコロナ禍でも結婚式のカタチは大きく変化しています。   大人数で集まることのリスクを避けた結果、結婚式自体を縮小して行い、結婚式にかける費用も例年よりも大きく下っているのです。   そこで、この記事では変化する結婚式費用について解説します。

コロナ禍で結婚式費用はどう変わった?

コロナ禍により全国的に結婚式費用が下がる傾向にあります。株式会社リクルートの「結婚トレンド調査2021」によると、新型コロナウイルスが猛威を振るった2021年に行われた挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額の平均は292万3000円でした。これは、新型コロナウイルス感染症が流行する前の2019年は354万9000円だったことと比べると、約62万円も費用が下っています。
 
これは、コロナ禍の影響で大人数が一同に集まる結婚式を開催することができず、招待客を親族と親しい友人だけの最小限で行うカップルが増えたからと考えられます。
 
その一方で、同調査によると、招待客1人あたりにかける料理代の平均額は、コロナ禍の2021年が1万6100円で、2019年の1万5500円からなんと600円増加していたのです。
 
コロナ禍だからこそ、自分たちの結婚式に出席してくれるゲストに少しでも楽しんでほしいという新郎新婦の気持ちの表れでしょうか。少人数での結婚式は総額の費用は下がっているものの、招待客一人ひとりを大切におもてなししたいという心は大きくなっているのです。
 

コロナ禍の結婚式のカタチとは?

コロナ禍において結婚をするカップルは、「結婚式をどのような形で行うのか?」「そもそも結婚式を行ってもいいのか」などと考えさせられることになります。海外への渡航制限もあるため海外ウエディングをすることもかないません。そのため、従来のような結婚式の形式ではなく、さまざまなバリエーションで結婚式のカタチを模索することになります。
 
コロナ禍での結婚式は問題点ばかりあるようにも思えますが、結婚式費用を抑えられること、親しい人のみでアットホームな結婚式を開催できることなど良い点もあります。
 
30名前後の少人数の結婚式だと、費用は150万円程度から可能です。また、挙式のみの結婚式ですと10万円未満、結婚式をせずにフォトウエディングを行った場合は3万円程度からでも実施可能です。
 
さらに、コロナ禍の特徴としては、パソコンやスマホを使ってインターネット上で開催する「オンライン結婚式」も登場しました。これならコロナ禍を気にせず年配の方や遠方のゲストも安心して参加できます。さらに、結婚式の費用を抑えた分、新居や新生活に回すこともできるのです。
 
コロナ禍というきっかけではありますが、結婚式そのもののカタチは多様化し、今後は費用を抑えた結婚式を行うことが定番になっていくかもしれません。
 

コロナ禍の結婚式でみえてきたこと

コロナ禍で結婚式にかける費用は大きく下がりました。従来の華やかな結婚披露宴を夢見ていたカップルにとっては少し寂しい思いもあるかも知れませんが、試行錯誤のうえに開催した結婚式はとても思い出に残るものになるでしょう。
 
コロナ禍での結婚式は、ただ費用が抑えられただけでなく、結婚式の選択肢が増えて新しいスタイルが生まれた年でもあったのです。
 

出典

株式会社リクルート 結婚トレンド調査2021
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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