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今の大学生はアルバイトでいくら稼いでいるの? アルバイトの目的は?

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月16日 4時30分

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独立行政法人日本学生支援機構によると(※1)、令和2年度の大学生(昼間部)のアルバイト従事者は80.7%でした。そのうち、家庭からの給付のみで就学可能な学生は49.1%、就学不自由・困難及び給付なしの学生は31.5%となっています。   大学生(昼間部)のアルバイト収入の平均は36.6万円で、国立では32.8万円、私立では37.5万円となっています。また、自宅生では40.7万円、学寮に住んでいる学生では18.0万円、下宿・アパート・その他に住んでいる学生では33.3万円となっています。   自宅生が最もアルバイト代を稼いでいることが分かりました。自宅にいると家事は母親など家族がしてくれることが多いため、アルバイトする時間があるのではないかと思われます。

大学2年生が最もアルバイトに精を出せる学年?

それでは、学生のうちどれくらいがアルバイトをしているのでしょう。Dtto株式会社が大学生を対象に実施したアルバイトに関するアンケート調査結果を見ていきましょう。
 
現在アルバイトをしている学生に、現在何年生か聞いたところ、「1年生」が18%、「2年生」が45%、「3年生」が16%、「4年生」が21%という結果になりました。アルバイトをしているのは2年生が最も多く、課外活動に取り組める時間がとりやすいためと思われます。
 
一方で、3年生がアルバイトをしている割合が最も少なくなっています。この結果から、就職活動が忙しく、アルバイトができる時間が少ないことがうかがえます。
 

大学生がアルバイトを始める決め手は?

アルバイトを「始める/続ける」 決め手を尋ねたところ、最も多い回答は「バイト先の業務/環境が自分にとって魅力的」が47%でダントツで多い結果に。
 
例えば、ファッションが好きならブティックで働いたり、勉強が得意なら塾講師をしたり、自分の趣味や得意分野を生かしたアルバイトだと長く続けられそうですよね。
 
「シフトの時間を確保できるか」(24%)という回答も多く見られ、友達付き合いやサークル活動などと両立できるよう、時間の調整がしやすいアルバイトが好まれるようです。他には「経済的な余裕があるか」(15%)、「その仕事が自分の将来に役立ちそうか」(14%)という点が挙げられました。
 
お金以外で、アルバイトの最も大きな目的は何か尋ねたところ、「人生の経験を積むため」が46%で最も多い結果に。「今の人生を楽しむため」「お金を稼ぐ大変さを知りたかった」というように、さまざまな仕事を経験することにより学ぶことがあるというコメントが見られました。
 
また、「コミュニティを広げるため」(26%)も多く、大学に代わるコミュニティーや友達づくりの場となっていることがうかがえます。また、「暇つぶしのため」(17%)も意外と多いようです。
 

アルバイト探しは求人サイト検索で

アルバイト先を選ぶ上で、最も大事なことを聞いたところ、交通、シフト、身だしなみなどの「勤務の自由度」を挙げる人が31%で最も多い結果に。
 
先に挙げた時間の柔軟性以外にも、例えば派手な髪色はダメだったり、ピアスはダメなど、身だしなみにうるさいアルバイトは避けるようです。他には「給料の高さ」(25%)、「職場の雰囲気」(24%)、「業務に対する興味」(20%)が挙げられました。
 
アルバイトの情報をどのように集めているか聞いたところ、「直接求人サイトを検索」という人が53%でダントツで多く、「友達・先輩など知人の紹介」(23%)、「SNS」(15%)、「学校のサイトと掲示板など」(9%)が続きました。
 
親にとっては大学の授業料は大きな負担です。国立でも4年間で200万円以上、私立の場合はさらに高額な費用がかかります。勉強に支障のない範囲で、自分のお小遣いだけでもアルバイトで稼いでもらいたいですね。
 

出典

※1:独立行政法人 日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査結果」
※2:Dtto株式会社「大学生のアルバイトへの考え方」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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