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貯蓄型保険と掛け捨て型保険はどう違う? それぞれのメリットとは

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月27日 8時20分

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生命保険はいざというときの備えです。社会人になったときや結婚したときなどを機に、新しい保険に入ろうと考える方も多いことでしょう。そのとき「貯蓄型保険」と「掛け捨て型保険」のどちらに入ればよいのか、迷う方もたくさんいます。   本記事では、貯蓄型保険と掛け捨て型保険のそれぞれの特徴や、メリットを解説します。保険選びに悩んでいる方は参考にしてください。

貯蓄型保険・掛け捨て型保険の特徴

生命保険にはいくつもの種類があり、「貯蓄型保険」「掛け捨て型保険」それぞれに適した方がいるため、特徴を知っておくことは大切です。特徴を知っておけば、保険の使い分けもかなり楽になるでしょう。
 

貯蓄型保険の特徴

貯蓄型保険とは、解約したときに解約払戻金が返ってきたり、満期になったら一時金や年金などを受け取ったりできる保険です。万が一のときの備えと同時に貯蓄もできるので、貯蓄型保険と名付けられました。貯蓄が苦手な人は、保険に入ることで効率よく貯金できるでしょう。
 
貯蓄型保険の代表格には、個人年金保険や学資保険、終身保険、養老保険などがあげられます。このような商品を選べば、契約期間が長期の保険も安心して契約できるでしょう。
 

掛け捨て型保険の特徴

掛け捨て型保険とは、保険を途中で解約したり満期になったりしてもお金が戻ってこない保険です。定期保険、医療保険、がん保険、収入保障保険などが、掛け捨て型保険の主要なものです。
 
掛け捨て型保険は、何もなければ保険料を支払うだけでお金は戻ってきません。しかしその代わり、保険料が安くすみます。また、死亡保険金などを安い保険料で大きく設定できるのも特徴です。経済的な負担をできるだけ少なくして保険に入りたい方向けの商品です。
 

貯蓄型保険のメリット・デメリット

貯蓄型保険は、いざというときの備えと貯蓄を同時に行える保険です。
 
現在は普通預金の金利がかなり低いので、保険を掛けたほうが効率的にお金を貯められるケースもあります。学資保険・個人年金保険など、「自分ではなかなか資金を貯められない」という方にはおすすめです。
 
その一方で、デメリットとしては保険料の高さがあげられます。より手厚い保障を受けようと思うと、その分保険料が高くなります。
 
このほか、早期に途中解約すると戻ってくる金額が少なくなる場合が多いのもデメリットです。手厚い保障を受けたいからと保険料を高くして、途中で払えないと損をすることになります。貯蓄型保険を契約する場合は、長期間無理なく支払っていけるような金額の保険料にしましょう。
 

掛け捨て型保険のメリット・デメリット

掛け捨て型保険のメリットは、保険料が安いことです。まだ収入の少ない20代の方や、子育て中で出費が多い方、定年後で支出を抑えて保障を受けたい方に掛け捨て型保険は適しています。
 
その一方で、掛け捨て型保険は何もないまま満期を迎えると、掛けてきたお金は返ってきません。「お金で安心を買う」のが、掛け捨て型保険のスタイルです。
 
したがって、掛け捨て型保険はできるだけ経済的に負担がないタイプを選び、場合によっては貯蓄型保険と組み合わせて使うのがおすすめです。
 

ライフスタイルや予算に合わせて保険を選ぶことが大切

今回は掛け捨て型保険と貯蓄型保険の特徴とメリット・デメリットを紹介しました。同じ保障内容の保険でも、掛け捨て型と貯蓄型の両方を兼ねそろえた保険もあり、例えば、将来に備えて養老保険に入りながら、掛け捨ての医療保険に入るなどの方法もあります。
 
何のために保険を掛けるか目的をよく考えて、ライフスタイルや予算に合わせて保険を選びましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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