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今年の夏のボーナスは何に使う?去年と比べて旅行に使う人が増えた?

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月31日 4時0分

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夏のボーナスは出ましたか?ボーナスが出た人は、何に使う予定でしょう。   今年の夏は、新型コロナウイルスの感染者数が落ち着きを見せ、感染対策が身に付いてきたこともあって、久しぶりに旅行を計画している人もいるのではないでしょうか。   株式会社ロイヤリティマーケティングの実施した「第53回 Ponta消費意識調査」において、夏のボーナスの使い道を聞いていますので、結果を見ていきましょう(※)。

今夏のボーナスは、貯金が最も多いものの、旅行や外食を予定している人が増加

今夏のボーナスの使い道は「貯金・預金」が34.8%とダントツで多いですが、昨年と比べると2.3ポイントダウンしました。
 
昨年より伸びたのは「旅行(宿泊を伴うもの)」が7.8%で前年比2.6ポイント増、「食品」が6.4%(+1.1)、「外食」が5.1%(+1.0)、「財形貯蓄」が3.6%(+0.5)、「投資信託」が2.8%(+0.9)となりました。このことから、昨年と比べると、貯金より旅行や外食など、消費に回す傾向があることが分かります。なお、「支給されない・わからない」は47.3%と、半数近くとなっています。
 
ボーナスのどの程度を貯金・預金するつもりか聞いたところ、「75%以上」が33.3%と最も多く、「25~50%未満」(27.7%)、「50〜75%未満」(24.8%)となりました。ボーナスの半分以上を貯金する人が58.1%と、約6割を占めています。将来のためにしっかり貯金する人が多いようです。
 

夏のボーナスの金額は「20万円~40万円未満」が最も多い

今夏のボーナスの予想金額を聞いたところ、「20万円〜40万円未満」が26.8%で最も多く、次いで「20万円未満」が19.9%、「40万円~60万円未満」が19.8%で続きました。66.5%が60万円未満と回答しています。
 
今年の夏のボーナスを「貯金・預金」する人に、貯金の用途を決めているか聞いたところ、42.7%が「決めている」と回答しています。
 
その用途は「老後の生活への備え」が57.4%で最も高くなっています。次いで、住宅購入や子どもの教育費など「将来の消費への備え」が51.8%、また、勤務先の業績悪化や転職など「収入の変化への備え」が35.0%、「病気や災害への備え」が24.9%という順となりました。みんな将来的にかかるお金の準備や万一の備えなどに対し、計画的に貯金をしていることが分かります。
 

ボーナス月は節約意向が少々低下? お金を使いたいモードに?

家計の支出を節約したい割合をみると、6月の「節約したい」派は62.8%となり、4月の調査より3.3ポイント減少しました。6月は夏のボーナス月のため、節約意向は少し減退し、お金を使いたいモードになっているようです。ボーナスが出た時くらいはおいしいものを食べたり、欲しいものを買ったりしてもいいですよね。
 
新型コロナウイルスの感染者数は今のところ落ち着きを見せていますが、いつなんどき増加するかわかりません。また、ロシアのウクライナ侵攻で、世界経済が引き続き不安定となっており、円安も進んでいます。
 
待ちに待ったボーナスを楽しみのために使うことはもちろんいいことですが、不測の事態に備えて、一定の金額は貯金や投資に回しておきたいですね。
 

出典

株式会社ロイヤリティマーケティング「第53回 Ponta消費意識調査 2022年6月発表」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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