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医療保険の加入を検討する時、確かめたほうがいいポイントはどこ?

ファイナンシャルフィールド / 2022年8月12日 4時20分

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けがや病気で働けなくなった場合に、収入の減少と医療費の負担を補うため、公的・民間の医療保険があります。   公的医療保険によって窓口で支払う医療費の負担軽減(主に3割負担)がされますが、民間医療保険はそれを補完する役割を果たします。医療の進歩により民間医療保険に求められるポイントは変化してきているので、医療保険加入時の検討ポイントについて解説します。

医療保険は必要か?

民間医療保険は、けがや病気への備えとして国民健康保険などの公的医療保険だけでは不足する保障の上乗せとして利用されています。
 
若い頃は「病気のリスクは低いのでは?」と考えがちですが、大病を患った場合は多額の医療費が生じるほか、働けなくなることによる収入減少にも備える必要がありますし、貯蓄が不十分な場合は生活が困窮してしまうかもしれません。
 
医療保険は、少ない保険料負担で大きな保障が得られるレバレッジ効果が大きな特徴となっていますので、万が一の事態が生じた場合でも家族の生活を維持し、安心して治療を続けられるよう医療保険を賢く利用することが大切です。
 

公的保険の保障内容をチェック

民間医療保険については、保険各社からさまざまな保険商品が提供されていますが、それぞれカバーする分野に違いがあるため、ご自身が必要とする保障に適した民間医療保険を選択する必要があります。それにはまず公的医療保険の保障内容を確認しておくことがおすすめです。
 
公的医療保険にはフリーランスなどが主に加入する「国民健康保険」とサラリーマンや公務員などが主に加入する「健康保険」があります。具体的には、全国健康保険協会(協会けんぽ)と比較的大企業などの組合健保、公務員などの共済組合など、さらに75歳以上の後期高齢者医療制度があります。
 
健康保険では、病気やケガが原因で会社を休んでいる期間に収入に応じた傷病手当金を受け取ることができます。まずご自身が加入する公的医療保険の種類と給付内容をチェックしておきましょう。
 

民間医療保険の検討ポイントは?


 
民間医療保険には、全ての病気をカバーするタイプのものとガン保険や生活習慣病保険のように特定の病気を手厚くカバーしているタイプのものがあります。
 
基本的な傾向として全疾病保障のものは保険を活用する場面が多くなりますが、その反面、保障内容は比較的少なくなります。
 
逆に特定の病気を手厚くカバーするものは活用する場面は比較的少なくなりますが、万が一の際は大きな保障を得ることができるため、長期間の治療による収入低下や多額の医療費負担への備えとして適した医療保険となっています。
 
両タイプの民間医療保険を利用できれば傷病リスク対策として心強いですが、保険料負担も大きくなるため、自身の方針に沿ったものを選ぶようにしましょう。
 
また、民間医療保険の保障内容のチェックを行いましょう。民間医療保険の保障の柱は入院給付金となります。入院給付金は入院日額のほか1回の入院あたりの支払限度日数と保険期間を通じての通算支払限度日数が設定されています。
 

まとめ

民間医療保険は公的医療保険の保障を補う性質を持っているため、公的医療保険の保障内容をまず確認しておきましょう。民間の医療保険には全ての病気をカバーするものと生活習慣病などの特定の疾病を手厚くカバーするものがあります。それぞれの特徴を把握し、ご自身のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。
 
また、医療保険の保障は入院給付が柱となります。入院給付日額のほか、1入院あたりの支払上限日数と保険期間を通じた通算支払上限日数が設定されているため、これらを確認して医療保険の検討をすすめるとよいでしょう。
 
執筆者:菊原浩司
FPオフィス Conserve&Investment代表

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