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夏休みは絶好のマネ育期間! 楽しみながら子どもにお金の仕組みを教えよう

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月4日 0時0分

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お子さんとお金の話や、家計のお話はしたことはありますか? お金は生活していくためには必須。   日本ではなかなかお金の話をオープンにしづらい雰囲気はありますが、夏休みなど普段より時間がとれるタイミングを使って、お子様とお金の大切さや、やりくりの大切さを伝えてみましょう。楽しく学べるいくつかのアイディアを紹介します。  

旅行の計画を子供に立ててもらう。

夏休みを使ってどこかにお出かけを計画しているのなら、絶好のチャンスです!普段はきっとお母さん、お父さんが予算や日程、手段を決めていると思いますが、今年の夏はお子さんが行きたいところも、行く方法も決めてみてはどうでしょうか?
予算はいくらでも、とはいかないと思いますので、予算だけはご両親が設定し、その範囲で子供に行きたいところ、いく手段、やることの旅行計画を立ててもらいましょう。
きっとはじめは、行きたいとこ!やりたことを好きなだけ書き出しても、決められた予算の中では沢山の工夫が必要になってきます。車で行ったらいくら掛かるのか、ガソリン代はいくらなのか。ホテルはどの程度までお金が使えるのか、行った先で遊ぶにはどのぐらいお金が掛かるのか。
お子様と一緒に調べて書き出し、予算内に収まる旅程を組み立ててみましょう!普段の生活では気づきにくい、色々なことにお金が掛かるという事実や、やりくりの大変さを実体験することができます。
また、自分で計画する旅行は実際の旅行もきっと充実感があって楽しいはずです!調べ物は大変かもしれませんが、きっと普段のお母さん、お父さんの苦労もわかってもらえるはずですよ。
 

モノポリーで遊ぶ!

モノポリーというボードゲームをしっていますか?人生ゲームのようなボードゲームなのですが、目的はゴールではなくどれだけお金持ちになるか!ということ。
プレイヤーは最初にいくらかのお金を渡され、それをどう使うかで自分の資産を増やしていきます。例えば、ある程度お金がたまると不動産(ホテルなど)を購入することができ、ホテルを建てると、他のプレイヤーがそのマスに止まった際には、宿泊代を受け取ることができます。
また人生ゲーム的な要素もあり、刑務所に入ってしまったり、倒産してしまったりと、ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、人生ゲームができるくらいの年齢になれば、十分に楽しめるゲームです。
ゲームを通してお金の計算をしたり、どうお金を使うのが効果的かなど自然に投資につながる練習をすることができます。このゲームはお子様だけでなく、大人にとっても楽しく、やりなれたらハマってしまうこと間違いなしです!夏休み、家族や親戚が集まる機会があるなら、ぜひモノポリーを試してみてください!
 

おウチ王国を運営する!

ご家庭を1つの国として設定し、独自通貨や独自ルールを作ってみてはどうでしょうか?子供はごっご遊びが大好きです。
パパは銀行員、ママはお店の人、お子様はサラリーマンなど、それぞれ役割を設定し、お金は独自通貨を作ります。できれば、日本円と同じ単位でのコインやお札があると、実生活にも結び付けやすいのでおススメ。
独自通貨も子供に呼び名を決めてもらいましょう!1円=1ピピ だったり、1ママだったり、なんでもいいので、好きな名前をつけてもらいます。そして、お仕事や物にも単価を設定します。
例えば、ごみ捨ての手伝いは50ピピ、お菓子は1つ 100ピピなどです。夏休み中はおウチ王国通貨を使って過ごし、夏休みの最後に1ピピ=1円という形で、パパ銀行で換金できる、などすると、子供もよろこんでお手伝いや宿題をするでしょう。兄弟姉妹がいるのであれば、どちらが多く貯金できるか競争しても良いかもしれません。
また、少し年齢の高くなってきたお子様なら、通貨を2つ設定するのも面白いですよ。例えばパパ国と、ママ国を設定し、それぞれ通貨が異なります。ママ国で買い物するには、もちろんママの国のお金が必要。パパ国ではパパの国のお金しか使えず、為替レートは親が設定します。すると、パパ国では1パパで買えるものも、ママ国で買うには2パパ欲しいなど、外国為替の仕組みをなんとなく理解することができます。
 

小さい子には実際にお金を触らせるところから。

まだまだ小さいお子様がいるという家庭では、まずはお金というものがあることを知ってもらいましょう。お金は何かの対価なのだということを体験するところからスタートです。
お買い物に行ったときにレジでお金を渡す役をやってもらったり、貯金箱に入れる役割をしてもらうことで、使ったり、貯めたり、物と交換したりと、お金が果たす役割を少しずつ体験することができます。
まだ実物は触らせたくないというご家庭なら、おもちゃのレジや銀行グッズを使ってみてはどうでしょうか?ごっご遊びからスタートし、少し大きくなってから実際のお金に触れさせる形でも問題ありません。
いかがでしたか? お金はあるに越したことはないですが、重要なのは使い方です。お金は手段ではあって目的ではないことも、マネー教育を通して伝えたいところです。難しく考えず、少し思い切って子供にお金をコントロールさせ、遊びやイベントを活用し、楽しみながらマネー教育をしたいものですね。
TEXT: FPwoman 貯金美人になれるお金の習慣

後藤 あき(ごとうあき)
FPwoman Money Writer’s Bank 所属ライター

ファイナンシャルプランナー(AFP)
交渉アナリスト

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