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塩漬け株を掴んでも落ち込まないで!損切前にやっておいて損はない3つのこと

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月21日 9時0分

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誰でも値上がり株を狙って、株を購入します。成長性や収益性、チャートの形状など、自分なりの根拠を持って購入しますが、なかなか上手くはいきません。それどころか、期待に反して下がり続け、損切りのタイミングを逃し、いわゆる「塩漬け」となる経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。   その時に、やけになって塩漬け株を売却すると、大きな損失を被ることになります。売却せずに利益を上げる方法があるので、ぜひ試してみましょう。  

塩漬け株を掴まないためにやっておくこと

塩漬け株を掴まないためにやっておくことは、値上がり株を見つけ、購入することです。しかし、それができれば苦労せずに、みなさん「億り人」になっているでしょう。
「サラリーマンが株で一億円を稼ぐ方法」や「株式投資で誰でも利益を上げられる方法」などの特集を組む雑誌や書籍が巷にあふれていますが、そう簡単にいかないのは個人投資家ならよくわかっていると思います。個人投資家が、いわゆるプロの投資家に勝てるほど現実は甘くはありません。
常に値上がりする株を見つけることは難しいので、塩漬け株になる前に売ってしまうことが重要になります。
「見切り千両、損切り万両」という相場の格言があります。これは、見切ることに千両の価値があり、損切りすることにはその十倍である万両の価値があるという意味です。損失の少ないうちに見切りをつけ、その損失を拡大させないために、損を覚悟で損切りすることが必要です。
しかし、株式投資においては、買うよりも売るほうが難しいといわれています。それでも、人間の心理として、「自分が上がると思って買った株だから、いつかは戻るはずだ」と思ってしまい、塩漬け株が生まれた経験は誰にでもあるでしょう。そうして、塩漬け株を掴んでしまったら、あきらめずになんとか稼ぐ方法を考えてみましょう。
 

塩漬け株を掴んだら、損切前にやっておくべき3つのこと

塩漬け株を持っていることにストレスを感じたり、他の金融商品に振り替えたいなどと考える人は、損切するのも一つの方法です。しかし、次の3つのことを検討してからでも遅くはないと思います。
■値上がりを待つ

自分が値上がりすると思って買った株なので、値上がりすると信じて待つ。そして、値上がりしたら売却します。
中長期での投資になるので、忍耐が必要ですが、戻ってくることを信じて待つのも大事です。ただし、当初値上がりすると思って購入した時とは条件が変わり(例:売上高が減少)、これ以上持ち続ける意味がないと判断したなら、売却し、その原資を使って新たな投資を行うことも良いでしょう。
■配当金や株主優待を楽しむ

株価は下がったとしても、配当金や株主優待があれば、それを楽しむのも良いでしょう。長年持ち続け、それらの受け取り分と株の時価の合計が購入時の株価を上回れば、損失にはなりません。
配当金や株主優待で稼ぎながら、値上がりを待ったり、どこかで損切りをするなど、ゆっくりと次の手を考えるのも選択肢の一つです。
■貸株サービスを使う

貸株サービスとは、自分が保有している株を証券会社に貸し出すことによって、その金利を受け取れるサービスです。
配当金や株主優待以外にも金利が受け取れるので、非常にお得なサービスです。銘柄によっては、1%以上の金利がつくものもありますが、貸株の対象にならないものもありますので、注意が必要です。また、証券会社によって、細かいサービス内容が異なるので、実際の運用にあたっては、証券会社のホームページなどでしっかり内容を確認しましょう。
Text:堀江佳久(ほりえ よしひさ)
ファイナンシャル・プランナー/中小企業診断士。早稲田大学理工学部卒業。

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