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冷蔵庫でお金を腐らせていませんか?暑さが落ち着いたら、、、冷蔵庫からはじめる食費管理

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月25日 10時30分

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今年の夏は、梅雨明けと同時に猛烈な暑さが続きました。「命を守るために冷房をつけましょう!」という連日の呼びかけや、飲料、アイスの供給が追い付かないというニュースも耳にしました。   ご家庭の冷蔵庫も、飲料などを冷やすためにフル回転だったのではないでしょうか。また、夏は食材が傷みやすいため、残りものなどの保存で冷蔵庫がパンパン!という方も多いかと思います。   これから涼しくなるタイミングで食費を見直し、年末に向けてさらにスマートな食費管理を行いましょう。  

冷蔵庫でお金を腐らせていませんか?

皆さんは冷蔵庫に入っている食材や調味料をすべて覚えていますか?
最近の冷蔵庫は、まとめ買いや作り置き食材を十分保存できるよう、大容量タイプが一般的になりました。また、チルド室や野菜室の性能も高くなったので、食材の鮮度を長く保つことができます。
便利になったのはありがたいことですが、その「長くたくさん保存できる」という便利さが裏目になっていませんか?必要以上に食材を冷蔵庫に溜め込み、腐らせてしまったり、気づいたら賞味期限が切れていて泣く泣くゴミ箱へ・・という経験もあるのではないでしょうか。
生産者の方々が丹精込めて育て、収穫した食べ物を破棄するのは悲しいことです。それだけでなく、結局のところ私たちが捨てているのは、食べ物に姿を変えた「お金」なのです。つまり、冷蔵庫でお金を腐らせているということになります。
 

冷蔵庫は、あくまでも一時保管場所、収納場所ではない!

いくら、冷蔵庫の容量が大きくなっても、皆さんの食べられる量は決まっています。たくさん入るからといって入るだけ詰め込むのではなく、「自分たちが食べられる量を一時的に保管する」という意識が大事になります。
まとめ買いをする場合でも、「家族何人、何日分」ということを意識して購入することが必要です。
ついつい、冷蔵庫を収納場所のように考えがちですが、収納して長いこと食材を置いておく場所ではないということを念頭に置きましょう。
 

冷蔵庫の中身を全部出してみましょう。

一度冷蔵庫に入っている食材をすべて出して、何が入っているのか確認してみましょう。
もう、すっかり入れたことを忘れていたものがあるはずです。1回しか使わなかった調味料や手作りジャムなど、使いきれなかったものをチェックして覚えておくようにしましょう。
また、もう食べないものや保冷剤など、不要なものは一気に処分しましょう。
 

適正量をしりましょう。

冷蔵庫が片付いたら、次はご自身の家族が1週間に必要な食材の量を把握しましょう。
例えば、買い物のペースを週に1回もしくは2回と決めて、次の買い物までに必要な量を考えてから買い物に行きます。そして、次の買い物までに、実際どれくらいの食材を消費したかを確認します。その際に買い物リストがあると、チェックしやすいです。
この確認作業を何度か繰り返していくと、1回の買い物の適正量がわかってきます。適正量を購入する習慣が身につくと、食材のムダがなくなるわけですから食費の削減にもつながります。
筆者も一連の流れで冷蔵庫の使い方を見直したところ、1カ月で平均5000円程、食費を削減することができました。1年では6万円削減できたことになります。
冷蔵庫もスッキリ、お財布にうれしい冷蔵庫の使い方。涼しくなるこれからの季節に、ぜひ実践してみてくださいね。
Text:山本美紀(やまもと みき)
CFP(R)認定者,家計整理アドバイザー 認定講師

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