「これ買って!」子どもの欲しい物を買ってあげるときの3つのルール

ファイナンシャルフィールド / 2018年9月13日 3時0分

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よくスーパーなどで見かける、子どもの「これ買って!」とダダをこねる姿。子どもらしくてほほえましいのですが、さて、どこまでわがままを許して良い物でしょうか。   ご家庭ごとに考え方や教育方針が違うと思いますが、家計管理のうえでもルールを決めてみるのは大事なことかもしれません。   そこで今回は、お子さんと一緒にお金に関して考える機会として、このような場合のルール決めについて考えてみたいと思います。

子どものお金に関する教育の機会と考える

もし、欲しがるたびに毎回、子どもに物を買い与えていたらどんな影響があるのでしょうか。
教育の専門家ではありませんが、我慢のできない子になってしまう、あるいは、物に執着して、物を持っているかどうかで人を判断するような人間になってしまうという可能性も否定できません。
また、親からすれば、その場をおさめるために物を買い与えることは最も簡単な方法ですが、子どもに対するしつけを放棄しているようで、不安になりませんか?
そして、もちろん家計にとっては大きなマイナスとなってしまいます。騒ぐ子どもを、物を買わずになだめることは大変なことかもしれませんが、子どもにお金に関する教育ができる機会だとポジティブにとらえて、なぜ欲しい物を全部買わないのかということを根気強く、できるだけ楽しみながら話してあげられるといいですね。
そのためにも、一定のルールを決めると子どもも納得できますし、理解がしやすいと思います。

毎回買わないためのルールとは

では、具体的にはどんなルールを設けたら良いのでしょうか。
ルール(1) 金額の上限を決める
まずは、子どもに買ってあげる物(教育や育児で必要な物ではなく、子どもが欲しがる物で)の上限を、月々に決めておくことは、家計管理においてもわかりやすくて良いと思います。
まだお小遣いをあげる年齢ではないお子さんであっても、お小遣い制のような形をとって、管理は親がしてあげる感覚です。
「物を買うにはお金が必要で、そのお金はお父さんやお母さんが一生懸命働いてもらう物なのよ」「あなたの欲しい物を買うのに使えるお金はこのくらいで、もう今月は全部使ってしまったよ。みんなが欲しい物を全部買っていたら、お金がどんなにたくさんあっても足りなくなるでしょう?」というように、子どもの年齢にあわせて話して聞かせることも良いと思います。
ルールを守ってお金を使うことで、我慢することや、計画的に使うことを覚えてもらえるよう、日頃から親子で話しておくことが大事ではないでしょうか。
ルール(2) なるべくその場では買わない
欲しがる物にもよりますが、できるだけ「お家に帰ってもう一度よく考えて、それでも欲しかったら買ってあげる」というようにしてはどうでしょうか。
お菓子などを買ってほしいというときは、「いま食べたいから欲しい!」わけですので、なかなか納得させることは難しいかもしれません。
でも、例えば、おもちゃやゲーム類ならば、「一晩考えてもまだ欲しいと思える物は意外と少ない」と、子ども自身で気づくことができるかもしれません。いつでも「あれ買って!」ということも少なくなるのではないでしょうか。
ルール(3) 物を買うことをごほうびにはしない
お手伝いをしてくれた、何かを上手にできたなどという理由で、ごほうびに物を買ってあげることが多いと、やはり物やお金について子どもが誤った認識を持ちやすくなると思います。
ごほうびがないとやる気が出なくて、がんばることができなくなってしまうことも問題でしょう。物ではなく、しっかりと言葉でねぎらったり、ほめてあげたりしたいですね。

まとめ

子どもの成長にあわせて、お金の大切さやお金を管理することの意味を、しっかり説明してあげられるといいと思います。
あまり小さいお子さんは難しいかもしれませんが、今はお金の役割を理解するのに役立つおもちゃやゲームなども数多くありますので、そういったツールを利用してもいいのではないでしょうか。
また、「物を買うときにはよく吟味し、物よりも経験にお金を使っている」という姿勢を親がとっていれば、子どもは意外とみています。反対に、親が欲しい物をよく考えもせずどんどん買い物カゴに入れているのに、自分だけが我慢しなくてはいけないというのでは、子どもも納得がいかないかもしれません。
「お父さん、お母さんも欲しい物がたくさんあるけれど、お金を大切に使うために我慢しているのだ」ということを理解させることが、子どもの今後のお金に対する考え方にも大きく影響するのではないでしょうか。
Text:藤丸 史果(ふじまる あやか)
ファイナンシャルプランナー

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