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「28歳で手取り年収400万円」の彼と婚約!結婚後は共働きの予定ですが、生活は大丈夫でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年1月13日 6時10分

「28歳で手取り年収400万円」の彼と婚約!結婚後は共働きの予定ですが、生活は大丈夫でしょうか?

結婚相手の条件で「収入」を重視している方もいらっしゃるかもしれませんが、好きになった人が高収入かどうかは分かりません。 しかし世帯収入は、後々の生活に大きな影響を与えることは確かです。   老後資金を準備するためにも、計画的に貯蓄する必要がありますが、毎月いくらお金をためられるかは、収支額によって変わります。   そこで今回は、年代別の平均年収を確認しながら、老後にいくらお金が必要なのかを解説します。

【年代別】二人以上の世帯における平均年収

まずは、二人以上の世帯における平均年収を見てみましょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」のデータを基に、年代別の平均手取り年収を表1にまとめました。
 
表1
 

    

年代 年間手取り収入(税引後)
平均値 中央値
20代 403万円 400万円
30代 550万円 500万円
40代 565万円 500万円
50代 660万円 600万円
60代 526万円 425万円

 
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」を基に筆者作成
 
表1を見てみると、20~50代までは、年代が上がるにつれて、年収も高くなっていることが分かります。
50代をピークに、定年退職を迎える60代からは年収が下がっています。
 
20代の結婚であれば、手取り年収400万円は妥当といえるでしょう。
 

老後に必要となる生活費はいくら?

年代別の手取り年収が分かったところで、次は、老後にいくら必要になるのかを見てみましょう。
 
総務省統計局の「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)」では、二人以上の世帯における家計収支を発表しています。
 
表2

二人以上の世帯 非消費支出 消費支出
勤労者世帯 11万6740円 32万627円 43万7367円

※総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)」を基に筆者作成
 
表2を見てみると、二人以上の世帯における月の平均支出は43万7367円です。
手取り年収が400万円の場合、月に使えるお金は約33万円です。
およそ10万円が毎月足りなくなることが分かります。
この場合は、共働きをして、世帯収入を上げる必要があるといえるでしょう。
 
仮に共働きで世帯年収(手取り)が700万円だとすると、月に使えるお金は約58万円となり、14万円強が残ることとなります。
その分を貯蓄に回せば、老後資金の準備はスムーズに進められるでしょう。
なお、家庭によって支出は異なりますので、あくまでも目安として参考にしてください。
 
世帯年収が低い家庭では、まず毎月の支出を把握して、無駄な出費を減らすことが大切です。
そして、いつまでにいくらためるのかを明確にして、計画的に貯蓄を進める必要があるといえます。
 

早めに資金計画を立てて老後に備えよう

結婚後の生活が今の収入でやりくりできるか否かは、生活スタイルによって変わります。
月の出費が多い場合には、家計を見直して、無駄な出費がないか確認してみましょう。
収支のバランスによっては、共働きで収入を増やすことも必要です。
 
老後の生活に困らないためには、早めに資金計画を立てて、計画的に貯蓄することが大切です。
毎月の収支を把握して、いくら貯蓄に回せるのかを考えてみましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)7.標本特性 表番号77 年間手取り収入(税引後)

総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年) 家計の概要 図Ⅰ-2-8 二人以上の世帯のうち勤労者世帯の家計収支-2022年-(12ページ)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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