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寒い季節到来! 暖房に頼らずに家を暖める工夫とは

ファイナンシャルフィールド / 2018年11月13日 10時50分

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嘘のように暑かった夏も終わり、寒い季節が近づいています。 家の中が寒いと、どうしても暖房やエアコンを高めの温度で設定してしまうと思いますが、心配なのは光熱費です。 エアコンや暖房に少しでも頼らずに済む方法はたくさんありますが、その中でも窓の工夫をすることで効果が期待できます。 今回は窓の工夫についてご紹介していきたいと思います。

暖房に頼らずに家を暖める窓の工夫とは?

(1)家の中が寒いのは断熱対策ができていないから
冬に暖房をつけていても、寒いと感じることはありませんか?
個別のお部屋ならそこまで広くないため、全体が暖まりますが、リビングやダイニングなどの広い空間だとなかなか全体が暖まらないことがあります。
そのため、さらにエアコンの温度を高くしたり、風量を強くしたりしてしまいますよね。
そうなってしまうのは、暖めた熱が、家の開口部から外に逃げてしまっているからです。冬の暖房時の熱が出ていく割合のうち、なんと全体の48%(※)が「窓」などの開口部からと言われています。
窓を工夫することが、寒さ対策には重要だということが分かりますね。
では具体的にどのような対策が有効か見ていきましょう。
(2)窓の対策方法
窓を工夫する方法を2つご紹介します。
 

【窓のリフォーム】

ひとつめは窓のリフォームをして、断熱対策をすることです。
断熱性の高い二重窓にすることで、熱が逃げて行くのを防ぎ、快適な温度を保ってくれます。二重窓にすることで断熱性を高めるだけでなく、防犯対策や防音対策にもなります。
メリットが大きいので、窓のリフォームはオススメです。
また、気になる費用ですが、相場は10万円〜20万円ほどです。窓の大きさやリフォームの方法などによって価格は変動しますので、直接リフォーム業者に問い合わせてみましょう。何社か見積もりをとって、比較検討することをオススメします。
 

【カーテンの工夫】

窓のリフォームよりも手をつけやすいのは、カーテンを変えることです。こちらは工事の必要がないので簡単で低コストです。
中でも遮熱カーテンは、家の中の熱を逃がさないようにします。遮熱カーテンは厚手のものが多く、いろいろな素材や色があるので、お部屋に合わせることもできます。
また、遮熱カーテンの中には、遮音などの機能を持ったものもあります。どんな種類があるのか見てみると、自分に合ったカーテンが見つかるのではないでしょうか。
 

まとめ

家の中を暖めるには、暖めた空気を開口部からなるべく逃がさないことがポイントです。
いくらエアコンや暖房を強くしても、窓や建物から熱が逃げてしまっては意味がありません。光熱費がどんどんかかってしまいます。
窓のリフォームやカーテンの購入は費用がかかりますが、長い目で見れば、逆に安上がりです。今年の寒い冬を乗り越えるためにも、今一度窓の工夫を検討してみてはいかがでしょうか。
※経済産業省 資源エネルギー庁 住宅による省エネ[住宅の省エネのポイント]より
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級
 

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