1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

固形石けんを最後まで使い切れず捨ててしまっています…無駄にせず使い切るにはどうしたらよいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月29日 2時10分

固形石けんを最後まで使い切れず捨ててしまっています…無駄にせず使い切るにはどうしたらよいでしょうか?

固形石けんは、液体石けんに比べるとコスパがよく使用できます。肌にも優しい成分で作られているため、幅広い世代の方が使用できます。   しかし、最後まで使い切れない、溶けやすくて使いにくい、など使用感で悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は、固形石けんを最後まで使用した場合のコスパや最後まで使い切るためのコツをご紹介します。

固形石けんを最後まで使い切るとコスパはどれくらい?液体石けんと比較

今回は、手洗い用と体用の石けんをそれぞれ比較してコスパを算出します。まず、手洗い用の固形石けんと液体石けんの条件およびコスパは表1の通りです。
 


※筆者作成
 
固形石けんは全て使い切ると約17日、液体石けんは1ヶ月半程度持ちます。そのため、手洗い用石けんは圧倒的に液体石けんがお得です。
 
コストも年間で液体石けんの方が1490円ほど安くなります。一つ当たりの金額は固形石けんの方が安い傾向がありますが、年間コストを考えると液体石けんが節約に効果的です。続いて、体用の固形石けんと液体石けんの条件およびコスパは表2の通りです。
 

※筆者作成
 
体用は、年間コスト差が2500円ほどあります。そのため、節約重視の方は固形石けんがお得といえます。
 
仮に体用の固形石けんを10グラム残した場合、使用日数は75日となり、年間使用量は約5個になりますが、コスト差に大きな変動はありません。そのため、体用石けんは固形タイプの方がコスパがいいといえるでしょう。
 
上記より、手洗い用は液体石けん、体用は固形石けんの方がコスパがいいことが分かりました。ただし、製品やサイズによって価格は異なり、1日当たりの使用量によっても年間コストは変動します。
 

固形石けんを最後まで使い切るコツは?

生活協同組合パルシステム神奈川が公表した「石けんモニター2021 使用感アンケート結果」によると、固形石けんのデメリットとして「溶けやすい、最後まで使い切りにくい」ことが挙げられました。
 
固形石けんが溶けやすい理由は、管理方法です。温度や湿度が高い場所に放置したり水がきれいに切れていなかったりすると溶けやすいため、十分に水を切って、密閉されない容器で保管することが大切です。
 
使い切るコツの一つとして、石けんを事前に切っておく方法があります。切る作業が面倒な方は、石けんカッターなどを使うと効率よく石けんを小さくして保管できます。
 
また、石けん袋を使用する方法もいいでしょう。石けん袋は固形石けんを泡立てネットに直接入れられるため、最後までしっかり泡立てながら使用できます。
 

固形石けんの管理方法・使い方を意識して最後まできれいに使い切ろう

体用の固形石けんは液体石けんよりもコスパがいい石けんです。年間使用量の差は2個程度ですが、コストは2500円ほど変わる可能性もあります。そのため、コスト重視の方は固形石けんがおすすめです。
 
また、手洗い用は液体石けんが年間のコスパがいいため、種類によって選び分けるといいでしょう。
 
しかし、固形石けんは小さくなると使いにくいため、途中で捨ててしまう方も多数います。また、管理方法によっては溶けやすいため、想像より早く使い終わるケースも考えられます。
 
固形石けんは高温多湿に弱い性質を持つため、管理する際は通気性がいい状態にしましょう。石けん袋に入れて使用すれば、通気性もよく小さい状態でもしっかり泡立てられます。管理方法と使い方を意識して、固形石けんをコスパよく使い切りましょう。
 

出典

生活協同組合パルシステム神奈川 石けんモニター2021 使用感アンケート結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください