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副業は確定申告が面倒そう?副業している会社員の本音&平均収入とは

ファイナンシャルフィールド / 2019年3月16日 0時30分

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今年も確定申告を無事済ませられたみなさん、お疲れさまでした。毎月の家計簿とはまた違った側面で、お金の出入りを見える化できる機会でもありますね。   確定申告というと自営業のイメージが強いですが、近年は働き方改革などにより副業を解禁する企業が増え、そのため副業分の確定申告をする会社員も増えています。   しかし、「確定申告が面倒くさいから副業はしたくない」という意見もあるのだとか。   実際に確定申告をしている会社員の人たちは、確定申告についてどう思っているのでしょうか?  

「確定申告はわずらわしい」と思っている人は半数強

株式会社シューマツワーカーが副業経験のある副業社員を対象に行った、「確定申告を中心としたお金の管理に関する調査」(※)の結果を見ていきましょう。
 
【副業をするうえで、確定申告はわずらわしいと思いますか?】
・はい  54%
・いいえ 46%
 
確定申告は確かに手間がかかるもの。わずらわしいと感じている人はもっと多いのかと思いきや、半数を少し上回る程度に収まっていました。
 
【「はい」と答えた人は、その理由を教えてください(2つまで選択可能)】
1位:めんどうだから 63.2%
2位:やり方がわかりづらいから 47.4%
3位:何から始めていいかわからないから 36.8%
4位:誰に相談していいかわからないから 26.3%
5位:本業先では副業を承認しているが、税金のフォローまではしてくれないから 21.1%
 
確定申告をわずらわしいと感じている人は、上記の理由からということがわかりました。
やはりなんだかんだで面倒くさいというのが1番多い理由なのですね。「やり方がわかりづらい」「何から始めればいいのかわからない」といったそもそも論も多いようです。
 

副業をしている会社員はどんな手段で確定申告をしている?

確定申告の時期になると、税務署はもちろん、臨時で開かれている相談会などに並ぶ長蛇の列を見かけることも多いですね。会社員にとって、なかなか日中に時間をとって相談会などに出向くのは難しいもの。みなさんはどんな手段で確定申告を行っているのでしょうか。
 
【確定申告をどのように行っていますか?】
1位:自分で会計ソフトを利用して申告している 52%
2位:自分で国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用して申告している 23%
3位:専門家に任せている 16%
4位:自分で手書きで申告している 6%
 
圧倒的に多かったのが、「自分で会計ソフトを利用して申告している」でした。半数以上の人が、会計ソフトを利用して自ら行っているのですね。
なかには、多少の出費が伴うものの、「専門家に任せている」という方も。確かに税理士さんにお願いしておけば、まず安心という気持ちになるものです。
 
そもそも確定申告を行うためには、月々の収入や領収書などを管理する必要があります。
みなさんはどのように管理しているのでしょうか。
 
【副業で得たお金はどのように管理していますか?】
1位:有料アプリ 51%
2位:無料のアプリ 20%
3位:何も使っていない 20%
 
1番支持されているのは、有料アプリという結果になりました。確かにクラウドにデータを保管できたり、何かあったときのサポートが利用できたりと、自分で確定申告を行う人にとって有料アプリは安心感があるのかもしれません。
 
一方で20%の人たちは、何も使っていないという事実も。月収がそこまでいかない場合や専門家に依頼する場合などは、こまめな管理は特に必要ないのかもしれません。
 

気になる!会社員の副業の収入ってどのくらい?

ところで、会社員の副業の収入は、平均でどのくらいなのか気になりませんか?副業でかなり儲けている人もいるなか、「そんなに金額もいってないのに確定申告の手間ばかりかかる……」なんて人もいそうですよね。
 
【副業での平均報酬月額(額面)を教えてください】
1位:10〜15万円 37%
2位:〜10万円  32%
3位:15〜20万円 17%
4位:20万円以上 14%
 
この結果によると、副業の収入は月10〜15万円が相場といえそうです。しかしながらおよそ3割の人たちは月に15万円以上を副業で稼いでおり、年収にすると300万円を超える計算に。
 
副業はかなり魅力的だと感じる方も多いのではないでしょうか。
 
副業はコツコツやって成功すればかなりしっかりとした収入になることがわかりました。
 
そして有料はもちろん無料で使える会計ソフトを使って自分で確定申告をしている人も多いのですね。
 
副業やそれにまつわる確定申告は、そんなにハードルの高いものではありません。気になっている人・迷っている人は、もうすぐ始まる新年度からチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
 
※株式会社シューマツワーカー「確定申告を中心としたお金の管理に関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
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