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お小遣いが少ないお父さん頑張って!家計管理とお小遣いの関係性

ファイナンシャルフィールド / 2019年6月22日 10時0分

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収入には限度があります。であれば、支出にも当然限度があり、お金の使い方には計画性が必須となります。自分が自由に使えるお金、「お小遣い」さえも計画的に使えないようでは、家計の収支もうまくいかないのではないでしょうか。  

お小遣いが少ない、という不満

独身時代は自分の収入すべてが生活費であり、なおかつお小遣いでもあります。もらった収入の範囲で生きていけばいいのです。結果はすべて自己責任です。
 
しかし、家庭を持つと家族全体で使うお金はみんなの生活費であり、自分一人のためだけには使えません。家族が優先となります。そこで誰からも文句を言われない自分専用のお金が欲しくなり、お小遣いという形がとられることがあります。
 
お父さんがお小遣い制に不満を持つ理由は、「少ない」と感じるということではないでしょうか。
 
独身時代は生活に若干不便でも、自由にお金を使えることを優先し、我慢はあまり考えないかもしれません。しかし家族を持つということは、自身の自由は相当制限されます。自分が考える自由の減少、いわゆる我慢できないレベルとお小遣いの金額のギャップに不満が出てきます。
 
しかし、その自由を制限された分、そこで我慢した分、家族全体の生活はよくなります。その点で割り切っていきたいものです。
 

サラリーマンにはお小遣い制は必須

サラリーマンは、給料として、毎月ある一定の時期に、決まった金額が受け取れます。家族はそのお金の範囲内で1ヶ月を暮らしていかなくてはならないのです。
 
その中から、絶対必要な家族全員の生活費や、優先順位の高い将来の子供の学費、住宅ローンなどの費用を差し引いた残りがお小遣いになります。
 
家族がひと月一定の額でやりくりをしていかねばならないので、当然お父さんもお小遣いの範囲で楽しむことを見つけてやりくりしていかねばなりません。
 
お父さんがお小遣いをより有益に使えるよう工夫することは、家計にもよい影響を与えられます。お小遣い制により経験した手法を家計にもあてはめて、家庭生活をより楽しくしていきましょう
 

お母さんにもお小遣い制を

家計についても、お母さんだけに任せるのではなく、お父さんも積極的にかかわることが大事です。家計とは家族全体のお金のやりくりのことです。お父さんも、またお子さんもお小遣い制にしてやりくりを学びます。
 
さらに、お母さんもお小遣い制にしてやりくりを学ぶのはいかがでしょうか。かかわりに濃淡はありますが、家族の生活費は家族全員で共同管理し、しかし各個人のお小遣いはおのおのが自己管理でやりくりしましょう。
 

お小遣いを増やす方法

お小遣いを増やしたければ、まず収入を増やすことにより増やせるでしょう。しかし収入は一朝一夕に増えるものではありません。そこでまず、家族全員参加の家計の見直しです。無駄はないか、払い過ぎの費用はないか、節約できるところはないか。家族で確認することが大事です。
 
そして、次に資産運用を考えましょう。銀行に預けていてもほとんど利息がつかない、と嘆いているだけではなく、資産運用で少しでも増やすことを今から考え始める、そして行動を起こすことが、自分のお小遣いの増額、ひいては家族全体の夢の実現のためきっと役立つことでしょう。
 
執筆者:古屋禎之(ふるや よしゆき)
古屋FP事務所 代表
CFP(R)資格
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
 

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