気になる隣の家の懐事情 みんなの貯蓄や負債はどれぐらい?

ファイナンシャルフィールド / 2019年8月9日 8時30分

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みなさんは、自分のご家庭に、どのくらい貯蓄や負債があるか把握しているでしょうか? 家計の現状を把握しておくことは、今後のライフプランや貯金計画を立てる上でも大変重要です。   今回は、日本における世代別の貯蓄や負債の金額をご紹介します。ぜひ自分たちの家計と比較してみましょう。  

世帯主の年齢階級別貯蓄と負債現在高

まずは、世帯主の年齢別に、貯蓄と負債の現在高をチェックしていきましょう。2018年の家計調査(※)によると、全年齢の平均貯蓄現在高は、1752万円、平均負債現在高は、558万円となっています。さらに、世帯主の年齢別に見てみると、以下のとおりとなっています。
 
世帯主の年齢
40歳未満
貯蓄:600万円 負債:1248万円
 
40~49歳
貯蓄:1012万円 負債:1105万円
 
50~59歳
貯蓄:1778万円 負債:683万円
 
60~69歳
貯蓄:2327万円 負債:207万円
 
70歳以上
貯蓄:2249万円 負債:104万円
 
貯蓄現在高は、40歳未満の世帯が600万円と最も少なく、60歳以上の各年齢階級では、2000万円を超えています。一方、負債現在高は、40歳未満の世帯が1248万円と最も多く、年齢階級が高くなるに従って、負債現在高が少なくなっています。
 
働き盛りの世代は、住宅ローンなど負債金額は多めですが、年齢を重ねるにつれて、しっかりと負債を返済していき、退職をして収入がなくなる頃になると、負債額は大幅に減っていることが分かりますね。
 
現在、貯金額が少ない方や、負債額が多くて、今後の生活や老後のお金に不安を感じている方もいるかもしれませんが、年齢によって、貯蓄と負債の金額は大きく変化していきます。将来のマネープランを具体的に立てることで、お金の心配を減らすことができますよ。
 

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マネープランを立ててみよう

それでは、具体的に、マネープランとはどのように立てたらよいのか、確認していきましょう。まずは、現在の貯蓄額と負債額の正確な金額を確認しておきましょう。夫と妻が2人とも働いている共働きのご家庭では、夫婦それぞれの貯蓄と負債をチェックする必要があります。
 
次に、これから必要となるお金を具体的に計算していきます。特に、お子さんがいるご家庭では、中学校や高校、大学入学までに準備しなければならない貯蓄額を見積もっておく必要があります。
 
私立にするのか公立にするのか、また、子どもだけ一人暮らしをするのかなどによっても大きく違ってきますが、小学校から大学まで私立の学校に進学する場合、子ども1人につき2000万円ほどかかります。
 
マネープランを立てると、現在の貯蓄額をどのくらいのペースで増やしていかなくてはならないのかが、具体的に分かりますね。将来慌てることがないように、コツコツとお金を貯めていきましょう。
 

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負債の返済は早め早めに!

将来のお金の心配を減らすためには、マネープランを立てると同時に、負債の返済プランを検討するのがおすすめです。マンションの住宅ローンなどは、できるだけ早く返済するほうが、払わなければならない金利の総額を減らすことができます。
 
例えば、夏のボーナスなど一括でまとまった収入が入った際には、ローンの繰り上げ返済をすることを検討してみてはいかがでしょうか? ローン返済に充てると、手元の貯蓄は一時的に減ってしまいますが、支払わなくてはならない金利が減るので、長い目で見ると、家計にとってはプラスな行動となります。
 
将来、お金で困ることがないように、まずは、自分たちの貯蓄や負債を正確に把握することが第一歩です。今回ご紹介した日本の平均貯蓄額や負債額と自分の家計を比較してみたり、今後のマネープランを立ててみたりと、ぜひ家族でお金について話し合ってみましょう。
 
出典
総務省統計局 家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
 

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