コンビニはこう使うのが正解! 主婦が知っておきたい節約のコツって?
ファイナンシャルフィールド / 2019年9月23日 3時0分
皆さんはふだん、どのくらいコンビニエンスストアを利用されていますか?コンビニに行くと、つい余計なものまで買ってしまうといった声も聞きますし、あまり節約のイメージはないかもしれません。 でも、ある調査によると、価格にシビアな主婦層も意外とコンビニをよく利用しているようです。 今回はコンビニを多く利用する人でも、工夫次第で家計を守ることができる節約術について考えてみたいと思います。
主婦層はどのくらいコンビニを利用している?
OKBグループのシンクタンク、株式会社 OKB総研の行った「主婦の消費行動に関するアンケート調査」によると、「どこで買い物をするか」という主婦への質問に、「スーパー」と答えた主婦がやはり最も多く、その次に「コンビニエンスストア」で、5.1日に1度の頻度で利用しているということが分かっています。
例えば、最近のコンビニのお総菜などは小分けになっていて味も良く、忙しい主婦にも使い勝手がいいのもよく分かります。
商品の購入以外でも、ATMの利用や公共料金の支払い、宅配便の発着、あるいはネットショッピングの支払いなど、消費者の多様なニーズをくみ取ったきめ細かなサービスは主婦にも支持されているのでしょう。
これはしちゃダメ。家計のために避けたいことは?
何かと便利なコンビニですが、家計の節約という観点から避けたいことはどういったことでしょうか。
・軽減税率対象外のイートインは使わない
いよいよ10月1日から軽減税率の制度が始まります。
コンビニで飲食料品を買って家に持ち帰れば消費税は8%ですが、イートインコーナーで飲食すると10%が適用されます。
喫茶店代わりなどに利用するのでなければ、できるだけ持ち帰って飲食したいですね。
・現金は使わない
コンビニに限りませんが、現金での支払いはできるだけ避けましょう。
現金支払いにすると、クレジットカードのポイントやプリペイドカードなどのチャージによるポイント二重取りができませんのでもったいないですよね。
ポイントがつけば現金として使える他、クレジットカードのポイント還元が1%以上つくカード会社もありますし、プリペイドカードなどでのポイントの二重取り、その他のキャンペーンなどと組み合わせると2%以上ポイントが貯まることもあります。
コンビニはこう使うのが正解! 節約方法のあれこれ
・ポイントを貯める
大手のコンビニチェーン店は、ほとんどがポイントカードや公式スマホアプリを提供しています。
ポイントカードでは、セブンイレブンのnanaco、ローソンのPontaカードなどはよく知られていると思います。
公式アプリは、無料でスマホに入れておくだけでクーポンが自動で配信されたり、抽選やくじ引きキャンペーンで大幅な値引きができるクーポンをもらえたりといった楽しみもあります。
ふだん使うコンビニを限定した方がこれらのポイントは貯まりやすくなりますが、最近は共通のポイントが貯まるサービスもあります。
例えば、スマホ決済の「楽天ペイ」であれば、全国のローソン、ファミリーマート、ミニストップなどで使うことができ、チャージして支払いに充当できる楽天ポイントが貯まります。
自宅のそばにあるコンビニと職場近くのコンビニが違うので、ふだんから複数のコンビニをよく使う、などという場合は検討してもいいかもしれませんね。
ご自身にとって使い勝手のいいサービスを選んで利用しましょう。
・アプリのクーポンを利用する
各コンビニの公式アプリの他にも、コンビニで使えるクーポンを発行しているアプリやサイトもありますのでうまく利用するようにしたいですね。
例えば、ローソンをよく使う人なら「スマートニュース」のクーポンをチェックしてみましょう。
コンビニで買った方が節約になるもの
なんとなく割高なイメージがあるコンビニの商品ですが、実はコンビニで買った方が節約になるものもあります。
・PB(プラベートブランド)商品
コンビニにはさまざまなPB商品があります。PB商品とはプライベートブランド商品の略のこと。各コンビニやスーパーがメーカーと共同企画や共同開発を行って生まれた商品です。
セブンイレブンは「セブンプレミアム」、ローソンでは「ローソンセレクト」、ファミリーマートなら「ファミリーマートコレクション」がありますし、ミニストップは「トップバリュ」といったPB商品があります。
PB商品は独自ブランドなのでコストを低く抑えることができ、低価格で購入することができます。またPB商品の在庫処分の値引きなど、さらにお得になることもあります。
例えば、自販機で買うと500mlペットボトルで150円する飲み物が、コンビニのPB商品なら同じ500mlで100円程度で買えることがあります。お菓子なども、有名菓子メーカーであれば500円くらいするものが、PB商品なら350円で売っていたりします。
でも、PB商品全てが割安になるわけではありませんので注意しましょう。例えば洗剤やティッシュボックスなどは、ドラッグストアやスーパーで買った方が安いことが多いようです。
コンビニのPB商品で節約するには、やはり「飲み物」や「お菓子」は圧倒的にねらい目です。冷蔵商品や加工食品、アイスなどの冷凍ものもお得なものが多いと思います。
・テイクアウトのコーヒー
ひきたてのコーヒーはおいしいですよね。朝の出勤時やお昼休みなど、コーヒーショップのコーヒーをつい買ってしまいますが、安くても一杯180円くらい、お店によっては350円くらいすることもあります。
代わりに、「コンビニコーヒー」はいかがでしょうか。容量150ml(レギュラーサイズ)で100円で買えてしまいます。
大手コーヒーショップに負けないひきたての味を楽しめますし、価格も手ごろなため毎日飲むには適しているのではないでしょうか?
今回はコンビニを利用しての節約術についてご紹介しました。
よくコンビニを利用する方は、無理なくご自身のライフスタイルに合った方法を取り入れ、家計の節約に生かしてみてはいかがでしょうか?
参考:株式会社 OKB総研「主婦の消費行動に関するアンケート」
執筆者:藤丸史果
ファイナンシャルプランナー
関連記事
節約しているのにお金が貯まらない人が考えたい【逆転の発想】
「保険を見直して保険料を大幅に節約!」という話の落とし穴
気になる夏の電気代、上手に節約する方法はあるの?
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ポイントは「運用」で増やす!?『新Vポイント』で過熱する“ポイ活”のコツをプロに聞く【ひるおび】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月25日 15時14分
-
生活費を【Vポイント経済圏】にするといくら還元される? どんな人がお得に使えるか調べてみた
MONEYPLUS / 2024年4月22日 11時30分
-
毎朝スタバのコーヒーを飲む上司。コンビニの「100円」コーヒーを買う場合と比べ、年間でどれだけ多くの金額を払っているのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 11時20分
-
「お金が貯まる人」がやっている4つの習慣
オールアバウト / 2024年4月18日 19時30分
-
億女のお財布をのぞき見!カードは2枚、小銭は入れない「貯まる財布」の作り方
週刊女性PRIME / 2024年3月30日 6時0分
ランキング
-
1平均月23万円だが…〈初給与〉に心躍る大卒新入社員〈給与明細〉を見て愕然「天引き額が多すぎる!」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 7時15分
-
2初期から老眼鏡をかけっぱなしにすると「老眼」が早く進む【一生見える目をつくる】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年4月25日 9時26分
-
3「健康食品は健康に悪い」という不都合な事実…紅麹サプリ問題で明確になった健康食品の恐ろしいリスク
プレジデントオンライン / 2024年4月25日 9時15分
-
4ビジネスシーンでの「方言」どう思う? 「標準語にすべき」「方言でも問題ない」意見真っ二つ! マナーコンサルタントの見解は
オトナンサー / 2024年4月25日 7時10分
-
5究極の卵料理「ウフマヨ」が簡単に作れちゃう! 農水省がレシピを伝授
オトナンサー / 2024年4月24日 22時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください