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医療保険に加入する前にチェックしておきたい1入院あたりの支払限度日数

ファイナンシャルフィールド / 2019年10月15日 9時20分

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病気やけがのときに備えて民間の医療保険に選ぶ際に、『保険料はいくらなのか』ということはしっかりと確認してから加入するでしょう。保険選びの際は少しでも保険料が安い商品に目が行きがちですが、保険料の他にチェックしておきたいポイントもあります。   今回は、医療保険に加入する時にチェックしておきたい「1入院あたりの支払限度日数」について解説します。  

「1入院あたりの支払限度日数」とは?

医療保険に加入する際に、誰でもチェックするのは保険料ですね。入院給付金が1日あたりいくら出るのか、手術をした場合の手術給付金はいくらか、という保障内容と照らしあわせ、複数の保険商品を比較しながら妥当な保険料なのかということを見ているのではないでしょうか?
 
入院給付金によって保険料は異なりますので、保険のパンフレットには「1日1万円」「1日5000円」というように分けられ、年齢別、性別による保険料が記載されています。
 
入院給付金が少ないほうが、保険料が安いのは当然ですが、合わせてチェックしておきたいのが、「1回の入院で○○日まで保障」という日数です。
 
これを「1入院あたりの支払限度日数」といい、一般的には60日、120日、180日、無制限などの種類があります。保険会社によって、また保険商品によってこの支払限度日数が異なります。
 
最近は病気になっても入院期間が短くなってきている傾向があるため、「1入院あたり60日」という保険商品が多いようですが、支払限度日数を選べる場合もあります。
 
また、がん、脳梗塞、急性心筋梗塞の三大疾病や所定の7大生活習慣病にかかった場合には、支払い限度日数が長くなったり、無制限になったりする商品もあるのです。
 

「1入院」の意味はどういうこと?

ここで問題になってくるのが「1入院あたりの支払限度日数」の「1入院」の意味です。入院が長びいて、1入院あたりの限度日数を超えた場合には、超えた分の保険給付金は支払われません。これは当然のことと理解できます。
 
では、例えば一度退院したものの同じ病気で再入院というケースはどうでしょうか? この場合、退院後180日以内の入院は、入院日数を通算するということになっています。
 
つまり、入退院を繰り返すような場合は、入院日数が短期化しているとはいえ、限度日数を超えてしまうことがあるかもしれないということです。もちろん、別の病気での入院でしたら、180日以内でも新たな入院とされますので、前に入院とは通算されません。
 
このように、「1入院」というのは単純に入院から退院までの日数を指すのではないということを理解しておきましょう。保険料が安いからと1入院あたりの限度日数が短いものを選ぶのか、保険料が高くなっても比較的長い期間の入院保障がある商品を選ぶのか、よく検討することが必要です。
 
民間の医療保険は、公的な医療保険制度の上乗せ保障として加入するものです。せっかく保険料を支払うのですから、保障内容と保険料に納得した上で加入したいですね。
 
執筆者:福島佳奈美
DCアドバイザー

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